JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

変節

2021-09-11 17:43:14 | 徒然
 自民党の総裁選挙の立候補者が3人出揃ってきました。
 昨日は河野太郎候補が記者会見をしておりました。
 どんなことを言われるかとネットで聞いておりました。
 「変節」という言葉はこれまで使ったことがないと思いますが、まさに「変節」
という言葉がぴったりのことをシャーシャーといっているのに驚きました。
 これまで発言してきたことはいったい何だったのかと誰でも思うでしょう。
 ネットで検索すれば、原発反対、女系天皇、女性天皇容認といっている動画が
いくつも見つかります。

 総裁に立候補するとなると、選挙民に受けのいいことを言うのは当たり前です。
 だからといって、ここまで180度違うことを演説してもいいのでしょうか。
 政治家で、これだけ真反対の、それも日本国にとっては根幹をなす問題について
「変節」する人が首相になったら、大変なことになります。
 防衛大臣の時も、突然イージスアショアの導入をなきものにしてしまいました。
 大臣の一声で、こんな重要なことがぽしゃるという事に驚きましたが、この
決断力が好きだという応援者もいるようです。

 政治家がポピュリズムにながされ、選挙民に受け入れられることを気やすく口に
するのは、小選挙区制が原因という事を聞いたことがあります。
 昔の中選挙区制では定員の中に滑り込めば当選できた。そのため自分の意見を
曲げずに主張でき、一番の得票でなくても当選が可能だった。
 小選挙区制ではどうしても1票でも多く相手より得票しないと当選できない。
 そのためには、選挙民に受け入れられることを言わねばならないので、信念とは
真逆なことも口にするのだそうです。
 だからといって、政治家がいう事と、成すことが全く逆な事で良いのでしょうか。
 それも首相になろうかという人であったは、とても容認できません。
 いくら歯ぎしりしても、所詮は投票資格もないものの繰り言なのでしょう。



 
 
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