JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

40m用スローパーを展開

2016-10-12 17:10:50 | 無線
 昨日思い立ち、40m用のスローパーを制作しました。
 エレメントは使い古しのビニール被覆単線。とりあえ
ずエレメント長を10.8mで制作しました。
 タワーの13mぐらいのところにあいている穴を利用
してアース側の線をボルト締め。5D2Vの新品を接続し、
シャックまで引きこんでおきました。
 
 今日はシャック側で同軸コネクターを取り付け、アン
テナアナライザーAA-54を接続してエレメントの調整です。
 とりあえずSWRを測定すると、6.170MHzで1.2でした。
 30cmほどカットしてみますと100KHzあがってくれしま
した。でもこのSWRを信じてあと800KHz上げようとすると
エレメントを2.4mも短くしなければならないことになり
ます。あらかじめエレメントの長さは計算して、調整代と
して少し長くしておきましたが、2.4mもカットするのは
おかしい。
 そこでインピーダンスのXパートをチェックすると、ま
だいくぶん+でエレメントが長すぎるようでした。
 3度ほどエレメントをカットし、7050でXがほぼ0になり
ましたが、Rはなんと15.6Ωしかありません。
 エレメントとタワーの角度を鋭角にするとRは2Ωほど
上昇しますが、こんなものでは使えません。

 ここはやはりインピーダンス変換トランスUNUNを作ら
ねばなりません。1:4のトランスをトロイダルコアで作
って給電点に挿入してやれば、SWRもそこそこ使えるよう
になるだろうと思います。

 SWRだけでエレメントの調整をするととんでもない周波
数に同調したエレメントにしてしまう失敗を犯す所でした。

 以前同じように上げたスローパーは同軸直つけでもSWR
はよかったのに、なぜこんなにインピーダンスが低く出た
のかも調べたいです。

 
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