今どきの結婚式

　曇り空で、何とか日中は雨が降らずに済んだのですが、夕方になって雨がぱら
つきだしました。
　午後から、大分港の北のはずれにある結婚式場で、久しぶりの結婚式に呼ばれ
ました。姪御の息子が若くして結婚するというので、参加してみました。
　コロナ騒動で、式が上げらえれなく、ようやく式を挙げることになったのですが
待つ間に長女が誕生してしまいました。
　こんなところに結婚式場があったのかと思うところに存在しておりました。
　しかし北の大きなガラス越しに別府湾が広がり、対岸の国東半島の山々がすぐ
そこに見える素晴らしい式場でした。
　結婚式に出るのも本当に久しぶりで、自分の次男の結婚式以来ではないかと思い
ます。もう15年以上経っているでしょう。
　今どきの結婚式は、チャペルもなく、神棚もない二人が誓い合うのを参加者が
認めるというものでした。確かにキリスト教徒でもないのに、聖書に誓うというの
もおかしいし、さりとて神様にお誓いするというのでもないとなれば、それら抜きで
参加者が認めてしまえば事足りるわけでしょう。
　披露宴も、両親の涙を誘う派手な演出もなく、みんなが楽しく祝うというのは
さわやかでいいものです。
　子種がいる結婚式というのもそれはそれでほほえましいもので、懇親会の間中
ご機嫌ちゃんでいたのには驚きました。
　出てくる料理もみんな美味しくいただきました。
　新郎新婦とも幼馴染で、地元の商業高校でソフトテニス部で活躍し、地元の企業
に就職し結婚、出産と今どきでは珍しいカップルですが、大学に進学するため県外
に出て、就職しなかなか結婚できない若者の多いなか、地元に残り、地元企業に
就職、結婚、子育てと地方の行政から見たらうれしいことだろうと思った次第です。