JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

米国によるC国への半導体規制

2022-10-16 17:07:16 | 無線
 まだ日中の暑さが続いておりますが、そろそろ平常の気温の戻るらしい。
 SSNの値の低下によるものかはわかりませんが、10mのコンディションも少し
下落してきたようです。それでも夜半10時前にはLPでNN4Xと交信できました。
 朝もWの東海岸の局はほとんど見えてきませんでした。
 午後はTY0RUやTO2DLに遊んでもらいました。

 国内の新聞やTVはほとんど報道しませんが、NETの情報によると米国がC国に
対しての半導体及び半導体製造装置の輸出に関しての規制を強力にして、21日か
ら実施するとのこと。C国にある日本や韓国などの工場に対しても一切認めないと。
 半導体は14nm以下を規制するし、半導体そのもののほか、その半導体に米国
製の製造技術が含まれているものも規制の対象になる。
 ということは、今後C国では最新の半導体が輸入できないことになり、ほぼ全て
の電子機器、ミサイルなどの軍需品、AIを搭載した自動車などなど製造がストップ
することになりそうです。
 C国は最新の半導体を使用する加工製品製造が自国の工場及び外国の出先の工場
で半導体不足に陥ること必定でしょう。
 我々アマチュア無線でも各種の測定機器や無線機なども製造できなる可能性が出
て来るのではないでしょうか。
 日本製の半導体製造装置なども輸出規制がかかり、C国に出向いている工場もC
国から出ないことには、在庫分がなくなれば即お手上げ状態になることでしょう。
 AppleのiPhonなどの製造もできなくなるため、インドに工場を立てているらし
い。
 産業のコメといわれる半導体が輸入できないとなればC国の産業は立ちどころに
立ち行かなくなることでしょう。いまさら米国の技術無しでは半導体製造工場を作
れないとなれば、その影響は地球規模に及ぶことが懸念されます。
 一部の外国企業への規制は、来年4月まで猶予されるようですが、その時は例外
を認めない強力な規制になるらしい。中間選挙に向けたバイデン政権の看板政策ら
しい。
 果たしてどのようになるのか、大した見ものになるのでしょう。
 円安の今日この頃、C国に出向いている工場の国内回帰を促す絶好のチャンス
到来で、そのためには早く原子力発電所をフル稼働しなければ、安いエネルギーの
供給が間に合わない。検討使の岸田首相の裁断やいかに。
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