JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

小学2年生の平和

2022-06-24 17:47:19 | 徒然
 昨日の高温天気が続いております。フェーン現象が起きているようで、有明海
にある湿った空気が、九州の中央の高い山を越えて西風が吹くと、大分側は空気が
乾燥し、高温な風が吹くという事のようです。
 もう、こうなると政府の節電要求もあったものじゃーありません。クーラーを
入れて冷房をする如かずです。節電ポイントなどとケチなことを言わず、休止して
いる原発を再稼働する手当をし、火力発電もジャンジャン発電するように政府が
各電力会社に要請すべきでしょう。

 昨日は先の戦争で沖縄での日本軍による組織的な反攻が終了した記念日。
 その式典が摩文仁の丘で行われてその映像がニュースに流れておりました。
 そこに小学2年生のあどけない女の子が作文を読んでおりました。
 小学2年生にしてはよくかけた文章です。
 しかしなんだか違和感を覚えるのでした。
 高校2年生が読み上げる反戦作文だと、まだそのまま聞き流せましたでしょうが、
小学2年生がたどたどしく読む平和をあそこで使う大人の感性を疑ってしまいます。
 地球温暖化を訴えていた、未成年のなんとも神経質そうなグレタ嬢を出汁に使っ
ていたあの脱炭素運動と同じ感性です。
 小学2年生に言われなくても、誰しも戦争はしたくないですよ。
 
 数年前の初めて沖縄に行きました。那覇にいる間は全く沖縄に米軍基地があると
いう事は感じませんでした。アメリカの軍人を目にすることもなかったです。
 もちろんキャンプのあるところを通しすぎるときは、いやでも目に入ります。
 しかし那覇市内は平和そのものでした。
 摩文仁の丘に行って、多くの犠牲者がきれいに整備された環境で祀られている
のを見ていると自然に頭を下げてしまいました。
 
 もし私に運命が無かったら、広島で原爆の犠牲になっていたことでしょう。
 ただ父親が軍に召集され、それを機会に、広島市横川町の住家を離れ、田舎に
疎開したことで、原爆に遭う事がありませんでした。何が幸いするかわからない
ものです。これも運命なんでしょう。


 
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