JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

五輪、女子ロードレース

2021-07-31 17:55:17 | 徒然
 連日、五輪での日本人選手の活躍で、TV桟敷は盛り上がっております。
 金メダルの数はこれまでの記録を超えてきております。
 今度の大会で新しく組み込めれた競技のうち、日本人が活躍できる種目が多く
あるのも味方しているのかもしれませんが、特に柔道選手の活躍が素晴らしい
です。

 いろいろな種目の中で、これはすごいと思ったのが、女子のロードレースの
優勝者 アナ・キーゼンホファー(オーストリア)でしょうか。
 なんと大学に在籍する博士号を持つ数学の研究者。

 ロードレースはヨーロッパが盛んのようですが、今回も優勝の最有力は自転車
王国のオランダチームだと目されていました。
 キーゼンホファー選手はオーストリアからの単独登録でした。
 ロードレースは普通、チームを組んで有力選手を勝たせるため、他の選手が
かわるがわる先頭に立って風除けになってレースを進めるのです。

 スタート後キーゼンホファー選手ら3人が飛び出していきました。
 途中で二人が抜け落ちて、後続の集団に入るのですが、キーゼンホファー選手
は単独で最後まで単独のままゴールに飛び込んでいきました。

 面白いのは、集団を形成してお互いをけん制しながら、進んだオランダチーム。
 他の国の選手も優勝候補のオランダチームをけん制しながらレースを進めるなか
当然のようにオランダの選手が集団の先頭に立ち、当然のごとくトップに立って
ゴールをした後で、2位だったことを知るのです。

 自転車レースで1分以上も差がつくと、後の選手からは先頭を行く選手の姿は
とらえることができません。
 どうもオランダの選手たちは、先頭で飛び出したキーゼンホファー選手のこと
を全くノーマークだったという。とんでもないことをやってのけた数学博士に喝采
です。詳しいレースの模様はこちらをキリックしてみられると面白いです。
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