JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

Only One Chance

2021-01-02 14:31:31 | FT8
  例年のように正月2日目は大学駅伝のTV見物からはじまります。
ただ人が走るだけの単純なことなのですが、見始めるとついつい見てしまうの
が駅伝の実況中継なのです。
 無線のFT8も駅伝のTV中継と同じなのかもしれません。なにかが次に起こる
のではないかという心理があるのかもしれません。

 たまには160mのスローパーの調整でもと、周波数特性をチェックすると、
意外と高いところ、むしろ1.9のほうがよい感じに同調しておりました。
 そう言えば昔のクロスバンドでFT8を楽しんでいた当時からエレメントをや
り直した記憶がありません。
 そこで適当に2mほどエレメントを長くしてやりました。なんとか1.83Mhzに
中心値を追い込むことが出来ました。スローパーとはいっても、はたしてこの
エレメントが輻射に役立っているとはおもえません。やはりタワーそのものから
輻射があっているのではと理解しております。どうもタワードライブのための
給電方式の違いだけで、スローパーとシャントフィードの2種類があるのかと思
っております。とてもあんな貧弱なエレメントからの輻射は考えられません。
 タワードライブですから、容量環として動作するであろうHFなどの大きなエ
レメントのアンテナがあるとないとではまったく飛びが違います。

 さて昨夜9時半ごろ160mFT8では多くのJAが3D2AG/P Rotumaをコールして
いました。しかし肝心のご本尊はこちらでは見えません。
 暫くワッチしておりましたら、一瞬モニター上にコールが見えました。

 ここぞとばかりコールすると、応答があったではありませんか。それもすんな
りと73まで終わってしまいました。
 なんとその後また見えなくなってしまいました。本当にワンチャンスの出来事
だったのです。
 CWではFT8にくらべるとまだ短い時間で、本当に一瞬で交信が終了して相手の
信号が通り過ぎてしまうということに度々遭遇しましたが、FT8の1交信の時間の
間だけQSBの山が続いた奇跡みみたいなことを経験できました。
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