JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

はむ寺子屋 D-STAR

2017-07-03 15:23:08 | 無線
 JARL大分県支部は隔月で「はむ寺子屋」と称して誰で
も参加できるハムのいろんなことの研修会を開催してお
ります。
 昨日は別府市に置かれたD-STARがインターネットに接
続されたので、その使い方の講習会が臨時に開催されま
した。
 会場は大分駅南のホルトホールでした。
 3時半からということで、出かけましたらすでに多くの
人で会場は埋まっておりました。
 関西から態々こられたという人がプロジェクターを使っ
てIC-51の各ボタンの機能説明が主でした。
 実際にJP6YICに接続してTESTをしておりましたが、多く
の参加者は私を含めて未だ使ったことがないようで、どん
なものかを知りに来たといった雰囲気でした。
 大分県支部のHPでJP6YICの利用状況をみることができま
すがまだほんの限られた局だけのようです。

 430で日本中の局と交信できるといっても、見ず知らず
の人と交信するということに慣れていない局にとってはい
ささかハードルが高いのかもしれません。

 また欧米ではD-STARがすごい勢いで利用者が増えている
との説明がありましたが、どうも使い方が異なるようです。
 日本の場合はJARLが一括管理して、リピーター委員会が
取り仕切っているようです。これがガラパゴス状態の方式
で、欧米ではすでに一歩進んだ方式で自由に広がっている
のが現状。
 WIRESではおなじみになっているリフレクターとかルー
ムといった使い方が当たり前な自由な使い方で広がってい
るということで、同じD-STARといっても世界標準から取り
残されているということです。
 JARLが今後どう取り仕切っていくか分かりませんが、
D-STARでもクラウドにリフレクターを置いて、新しい方式
に取り組んでいるグループもいるようです。
 折角のJAが作り出したD-STARが世界標準から取り残され
てしまうのは残念です。古い頭でいつまでも利権にかじりつ
いていては進展するのも遅々として進まないのでは困ります。
 利用者が増えて、使い方を研究し、発展することを願うも
のです。
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