JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

マレーシアのホームステイ

2017-02-20 15:45:11 | 日記
 昨日マレーシアに派遣していた女子高校生二人の
帰国報告会がありました。

 昨年の12月21日から17日間マレーシアの家庭にホー
ムステイに、所属するライオンズクラブから大分豊府
高等学校の2年生の女子生徒を一人派遣しました。
 もう一人は他のクラブがスポンサーしたやはり市内
の女子高生です。
 二人とも英語弁論大会で優勝、準優勝のご褒美です。

 ともに英語ができるので、マレーシアの家族とすぐ
に打ち解けてとてもよい関係を築いたようです。
 マレーシアの人は大概3,4ヶ国語を使えるようで、
マレー語、広東語、北京語、英語、フランス語などが
日常入り混じって会話してるとのこと。
 日本の入試のための英語を主に勉強していた二人に
とって、話す英語の大切さを再認識したようです。

 一人の子はイポー駅に行ったとき、日本の占領時の
写真が展示されている資料館があり、日本の兵隊が銃
剣で虐殺している写真や犠牲者の名前を刻んだ碑など
を見て、ホストシスターが説明してくれたそうですが、
そのような事実を知らなかったことを恥、もっと歴史
を勉強しておけばと思ったといっておりました。

 高校生の歴史教育が今どの程度まで教えているか知
りませんが、昭和史をしっかり教える必要があると思
いました。
 明治以前の歴史を知ることも大切でしょうが、私は
この年になって知る昭和史をむしろ若い人たちにしっ
かり理解しておいてほしいと最近思います。

 食事の前に「いただきます」食後に「ごちそうさま」
と言っていたら、なぜ毎回言うのかと聞かれたそうで
す。
 日本では普通に食べ物を作ってくれた人たちに感謝
の気持ちをあらわすため言うと説明したら、以後みん
な食前食後に言うようになったそうです。
 また玄関で靴をそろえることも不思議がられたと。
 習慣の違いは当然あるでしょうが、こうした文化の
交流があることによって、日本のよさが伝えられるの
は大変いいことだと感心しました。

 帰国後もメイルやLINEで交流が続いているようで、
国際親善の見本のように思えます。、われわれもこう
した若いひとの交流を支えていくよい事業ができたと
自負した次第です。
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