JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

Z81Xでのパイルアップ

2013-05-09 09:52:10 | 無線
 昨夜15mのCWでZ81Xが強く聞こえておりました。
 国内のパスもいいらしく、パイルする局がこちらも
強力に入感しており、すごいパイルになっておりまし
た。
 FT-5000にLP-PANを接続して20分ほどパイルを眺め
ていました。

 赤い線がVFO-AでそこにZ81Xはいます。
 右側3KHzから8KHzぐらいまでパイルが広がって
おります。水色の線はVFO-Bに位置です。
 下のWaterfallには赤い線の下にZ81Xの信号の痕跡が
みられ、STBYしたあとJAのパイルが赤い帯状に広がっ
たのを見ることができます。
 Waterfallは過去にさかのぼってパイルの状況をみる
ことができます。

 パイルの中でピックアップされる局は面白いことに
こちらでは弱い局ばかりです。
 すなはち縦方向は信号強度を示しておりますが、グ
ラフの山の高さが低い局が応答しているのです。
 こちらに強く入っている局というのは、おそらく打
ち上げ角度が高く、国内に強く伝播はしているが、は
たしてZ8まではあまり強く行っていないのではないか
と推察されます。

 Z81Xに国内局がビームを向けると、ここ九州では
ほとんどの局がお互いサイドになると思います。
 それでもあれだけ強くこちらで聞こえるということ
は、ほとんど上のほうからかユーラシア大陸にある
電離層で反射されて入ってきているのかと思われます。

 パイルの波形をみていますと、ところどころに隙間
が見えるのです。VFO-Bのサブで受信しても耳ではわ
かりませんが、波形上でははっきり隙間が見えます。
 その隙間にVFO-Bをあわせてコールしてみます。
 22:40JSTに+5.46に隙間を見つけてコー
ルすると、ドンピシャ即答がありました。
 びっくりしましたね。こんなにうまくいくのかと。
 たまたまうまくいったのだと思いますが、これから
はこういったビジュアルなツールも使うとパイルを
抜く楽しみも増えるのかもしれません。
 使用してるソフトはLP-PANのHPにありましたNaP3
というものです。
 NaP3についてはまたいずれの機会に書きたいと思い
ます。
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