自己破産の知らせ

今日、博多の弁護士事務所から一通の封書がが届きま
した。案の定、得意先の印刷会社の自己破産の通知でし
た。

　事前に承知はしておりましたが、こうして正式書類が
届くともう如何ともしがたいことです。
　商売を生業としいている限り、幾度かは経験する得意
先の倒産です。本当に残念なことです。

　先代の社長からの長い付き合いで、可愛がってもらっ
てきました。お嬢さんが社長を引き継で頑張って来ま
したが、とうとう不渡りを出してどうしようもなくなっ
たようです。
　もちろん売掛金は回収不能ですが、これまで毎月沢山
の仕事を発注してもらっておりましたものが、無くなっ
てしまうことのほうが、打撃は大きです。
　また親しく付き合ってもらっておりました営業の方や
現場の社員の方たちが突然職をなくし、困られている
だろうことも気になります。
　4億4千万円の負債と言われておりますが、多くの企業
が同様に困ることです。
　印刷業界を取り巻く環境は構造不況業種に指定されて
いることからも分かりますが、非常に厳しい状態にあり
ます。1台、何億という印刷機を導入しても、未だ印刷工
賃が銭の単位が生きている業界です。おまけにIT化の
影響で、仕事はますます少なくなってきております。
　と言って今さら新しい仕事を探すなどできない相談で
す。なんとか今の仕事にしがみついて生きていくしかな
いのは悲しい現実です。
　
　このブログをお読みいただいている多くの皆様には全
く関係ないことですが、日記代わりにもしております
このブログですので、一応書き込めておきます。
　今日はどうも失礼いたしました。