JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

本物の迫力

2012-10-06 11:44:54 | 日記
昨日は竹田市の首藤市長を尋ねました。
7月の北部九州の大豪雨で大きな災害に襲われた、竹田市
への見舞金を手渡してきました。
 この見舞金は仙台南ライオンズクラブから友好関係にあ
る大分南ライオンズクラブに振り込まれたものです。
 仙台市と竹田市は音楽を通じて姉妹都市関係にあります。
 「荒城の月」の作詞が仙台出身の土井晩翠、作曲は大分
市出身の瀧廉太郎が竹田市の岡城をイメージして作った
縁で結ばれております。
 震災復興中の仙台南ライオンズクラブは地元にまだ沢山の
復興のために資金が必要である中、わざわざ遠く離れた
大分の災害に対して見舞金を送って頂き、お互い災害にあ
った者同士気持ちが通じるものがあるのでしょうね。
 大分南ライオンズクラブからも併せて見舞金を送ることに
して、地元の竹田ライオンズクラブを通じて、竹田市市長
に直接面会のうえ見舞金をさしあげました。


 折しも竹田市で開催されている「川端康成の眼」と題して
文豪川端康成が愛した美の世界の展示会が開かれており、
招待されました。
 太宰治をはじめ多くの作家の書簡やノーベル文学賞の金の
メダルなど珍しいものが展示されておりました。
 その中に多くの絵画もありました。初めて接する東山魁夷
の実物の日本画、梅原龍三郎の絵画、また康成の筆字、
端渓硯など大分にいたのではまず見ることの出来ないものを
見ることが出来ました。
 東山魁夷の「北山初雪」は近くで見れば本当に細部にわた
って丁寧に筆が施されており、離れてみると微妙な濃淡が素
晴らしい雪景色にさすが本物でないと味わうことの出来ない
迫力を感じました。
 久しぶりに絵画の良さ凄さを堪能できました。
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