JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

科学博物館

2011-04-04 11:30:17 | 日記
 全国でも珍しい科学博物館と称する建物がないのが大分県
です。
 どうも大分県の政治家、お役人は美術館とか芸術会館とかが
あれば、文化的と考えているようです。
 もうそうとう昔になりますが昭和40年すぎだったと思いますが
大分市の中心部にコミュニティーセンターを建設することになって
当時の社会党系の市長に社会党の市議に同伴してもらい、是非アマ
チュア無線のクラブ局の部屋を作ってくれるように陳情にいったこ
とがります。物の見事に断られました。すでに天文台を設置するこ
とになっているという理由でした。
 それで出来上がったのが今のコンパルホールと称するものです。
 そこに天文台があることなど殆ど知られていません。
 だって市の中心部の夜間でも明るいところで、星など見えません。
 そんなところに天文台を造ってどうするのよと北九州のプラネタ
リューム担当の人に笑われたことがあります。「大分県は妙だね。
 星のいっぱい見える久住山麓にプラネタリュームをつくり、星の見
えない大分市に天文台をつくとは」と。
 全くお恥ずかしい限りです。
 大分市で医師をしていた人が亡くなり、収集していた蝶の標本を
寄贈したいと申し入れがあったけど、保存展示するところがなく、
県外に流失したこともありました。
 誠に残念なことです。
 昨年の「はやぶさ」の感動的な地球への帰還のDVD上映会も全国の
科学館などで上映会が催されていましたが、大分県ではそんな会場も
なく、見過ごされました。
 丁度県会議員の選挙も告示されているこの機会に、立候補している
人の科学的興味がどの程度あるのが聞きたいものです。
コメント