山 名 甲斐駒ヶ岳(2967m)
所 在 長野県伊那市北沢峠(県境)
日 時 平成24年8月26日(日)~8月28日(火) 全日晴
人 員 新潟楽山会の山行13名(男7名、女6名)
仙丈ヶ岳から見た甲斐駒ヶ岳(28日)
コースタイム
8月26日(日)晴
新潟発7:55~北沢峠「長衛荘」着14:10(泊)
8月27日(月)晴
長衛荘発5:20~(1:27)双児山~(0:38)駒津峰~(0:34)八合目~直登コース~(1:01)甲斐駒ヶ岳頂上着9:40
甲斐駒ヶ岳頂上発10:27~迂回コース~(0:22)摩利支天分岐点~(0:21)八合目~(0:24)駒津峰~(0:46)仙水峠~(0:22)仙水小屋~(0:27)北沢駒仙小屋~(0:13)長衛荘着13:52(泊)
泊)
【注】 カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落の字名をとった。
新潟楽山会の甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳の山行に参加してきた。今回は総勢13名で、私にとっては大団体だが、会行としてはちょうどよいくらいの人数ではないかと思った。今回も3日間とも晴天の素晴らしい山行だった。
このページは甲斐駒ヶ岳について載せた。
長衛荘から双児山までは、樹林帯の急坂をジグザクに登って行く。双児山から少し下ると森林限界となり、駒津峰への這松帯の登りとなる。駒津峰からは岩尾根の登行となる。
八合目の少し上から直登コースと、摩利支天側に迂回するコースの分岐点がある。登山者の大多数が迂回コースをとるようだが我々は直登コースを登った。
直登コースは、岩尾根の大岩をよじ登って行く。鎖等の設置はない。(なくても登れるということ。) 岩尾根の終端から右にヘツリ、砂礫を踏みしめながら左手上方に向かい登ると、比較的広い甲斐駒ヶ岳の頂上に出た。
頂上からの展望は素晴らしい。東方の鳳凰三山とオベリスクがはっきり見え、その向こうに富士山が顔を出している。右に回ると、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳など南アルプスの山々が見渡せる。西方には遠く、北アルプスの槍・穂や中央アルプス、御嶽山などが確認できた。
下山は迂回コースをとった。砂礫の登山道で滑りやすいので注意が必要だ。摩利支天分岐点から八合目にかけてのヘツリにはロープが張ってあった。駒津峰から仙水峠経由で下山した。
双児山。南アルプス林道から見ると双こぶの山だが、手前のピークは巻いているので双児の山の感じはしない。
双児山から甲斐駒ヶ岳。山頂はまだ遥か彼方だ。
双児山から鋸岳
駒津峰への登りから北岳(中央)と間ノ岳(中央右)。左手前の尾根ピークはアサヨ峰
駒津峰の登りから北岳(左)と仙丈ヶ岳(右)
駒津峰手前のピーク。ちょっと道を外してお遊び。
駒津峰から甲斐駒ヶ岳。たいぶ近づいたが、荒々しい岩稜の山だ。
駒津峰から鳳凰三山と富士山。鳳凰三山のオベリスクも肉眼でははっきり見える。
直登コースの岩稜。
直登コースの岩稜。岩稜の先端まで行くと少し平になり、右手の尾根に移ることができた。
直登コースの岩稜を登る。(右手の尾根に移るところ)
頂上に近づくにつれトウヤクリンドウが現れはじめた。
頂上直下の登り
甲斐駒ヶ岳山頂
山頂から鳳凰三山とちょっぴり頭を出した富士山。すぐ手前のピークは摩利支天峰。
頂上から北岳(中央)と間ノ岳(中央右)
頂上から仙丈ヶ岳
頂上から北杜市方面
頂上から鳳凰三山(右)と駒ヶ嶽本社(左のピーク)
迂回コースを下り、左のピークの駒ヶ嶽本社に向かう。
駒ヶ嶽本社から甲斐駒ヶ岳山頂
砂礫の迂回コースの下り。乾燥していて歩くと砂埃があがる。
迂回コースのヘツリ
摩利支天峰
迂回コースから見た直登コースの岩尾根
六方石かと思ったが違うようだ。八合目付近の巨大な岩石が六方石らしい。
ツリガネニンジン
溶岩塊の積み重なった仙水峠
北沢駒仙小屋付近のホタルブクロ
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