ハヤチネウスユキソウ
山 名 早池峰山(1917m)
所 在 岩手県花巻市大迫町内川目
日 時 平成27年7月12日(日) 快晴
人 員 新潟楽山会の山行 25人(男7人、女18人)
コースタイム
岳駐車場発6:32=小田越着6:56 発7:06~(0:57)三合目~(0:18)五合目御金蔵~(0:12)七合目~(0:25)剣ヶ峰分岐点~(0:15)早池峰山山頂着9:34
早池峰山頂発10:03~(0:28)千丈ヶ岩~(0:09)打石~(0:45)御座走り(昼食)~(0:26)水場~(0:28)河原の坊着13:04 発13:33=早池峰神社・・・民宿「大和坊」着13:58 発14:10=花巻市大迫町「ぶどうの湯」で入浴=新潟着21:20
【注】かっこ内は所要時間で休憩時間を含まない。山の所在は入山口の集落名または最奥の施設名をとした。
小田越登山口で配布された「早池峰マナーガイド」から抜粋
地図の拡大表示
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「はやちねさん」というたおやかな韻は、おおらかで悠揚たる山容を想像していたが、案に反して荒々しい岩山だった。また、ハヤチネウスユキソウという固有種のある山で有名であり、一度は登ってみたいと思っていた。
新潟からはなにぶん遠隔地のため日帰りは不可能で、前日登山口まで来て宿泊する必要があった。昨日は午後に時間があったので、ブログ前掲の薬師岳へ登り足慣らしをした。
昨日は快晴の好天で、今日はどうかな?と思ったのだが、今日も快晴の晴天で登山日和だった。午前中は直射日光でかなり炙られるかと思ったが、昨日同様に適度な涼風があり快適に登山できた。
また、花の山と言われるように高山植物が豊富で、素晴らしい山行だった。
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小田越の早池峰山登山口
携帯トイレが販売されていた。
同行者に花の名前を聞いたのだが忘れてしまった。
携帯トイレ用ブース
山中にトイレはなく、携帯トイレの廃棄場所が登山口、山頂避難小屋に設置してあった。
カラマツソウ
小田越の登山口から約30分で森林限界を抜けた。
背中に直射日光が当たるが、涼風が当たり登りやすかった。
しばらくすると傾斜が急になった。
黄色い花。草ではなく木のようだ。
ウスユキソウ
岩場の登り
昨日登った薬師岳
岩場の登りが続く
ハヤチネウスユキソウ
三合目の標石
かなり登ったと思ったがまだ三合目だった。
三合目から薬師岳
ミヤマオダマキ
五合目御金蔵(中央左の四角い岩)
イブキジャコウソウ
グンナイフウロ
ミヤマオダマキ
薬師岳から見たつづら折りの登山道を越えた。
下山予定の河原の坊へ下る斜面
登行中の登山者が見える。
右の大きな岩峰の左を抜けると頂稜のようだ。
ハヤチネウスユキソウ
イワツメクサ
アズマギク
頂稜直下の登り
頂稜直下の急な岩場
岩場の梯子を登る。
急登を抜け頂稜へ出た。
薬師岳も眼下になった。
剣ヶ峰分岐点
剣ヶ峰分岐点から早池峰山山頂
湿性お花畑が続く。
コイワカガミ
タカネシオガマ
キバナコマノツメ
コバイケイソウ
もうすぐ早池峰山山頂だ。
山頂直下から来し方を振り返る。
早池峰山頂の避難小屋
早池峰山山頂
山頂から薬師岳
山頂の祠
祠の前に三角点(1913.4m)がある。表示板の1917mは山頂部の一番高い岩の標高だと思われる。
山頂の祠
山頂の十一面観音様
山頂から岩手山
肉眼では中央に薄く見えているが写真では無理かな。
河原の坊へ下山開始
向こうの尾根に登ってきた登山道が見える。
ウスユキソウ
ヨツバシオガマ
ナンブトラノオ
河原の坊(中央上)を俯瞰する。
千丈ヶ岩
打石(ぶついし)
スラブ斜面の下降
マルバシモツケ
御座走り。ここで昼食。
ここから右へ下りるとコモガモリ沢沿いの下りとなる。
御座走りから頂上方向を振り仰ぐ。
写真では分からないが、振りかぶっさって来るような威圧感がある。
御座走りを少し下るとコモガモリ沢沿いの下りになる。
オオバギボウシの花
ソバナ
クガイソウ
センジュガンピ
河原の坊登山口
帰りに峰南荘BSで下車し岳の早池峰神社に参拝
宿泊した民宿「大和坊」に帰着
宿坊の名残か近隣の民宿もみんな「〇〇坊」という名前のようだ。
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