一昨年のコロナ禍以来、サークル活動や野外活動が制限されステイホームを求められた。家でのBSのプレミアムシネマやネットサーフィンにも飽きてきたので、昨年の5月末に16年ぶりにデジタルモードのFT-8でHamにComebackした。
アマチュア無線のデジタルモードFT-8は、究極のラバースタンプQSOで次のようなパターンでPCの画面上でやり取りをするもの。
標準交信パターンは
CQ JA0EFR PM98
JA0EFRW JA1○○○ PM95
JA1○○○ JA0EFR +10
JA0EFR JA1○○○ R+05
JA1○○○ JA0EFR RRR
JA0EFR JA1○○○ 73
JA1○○○ JA0EFR 73
CQ JA0EFR PM98
相手局が応答すれば後はオートシーケンスで交信が進みむ。人の声でもないトンツーでもない不思議なモードでマウスのクリック音だけの静かな交信だ。端からみれば「何をやっているんだろう?」って思われそうだ。
交信はともかく、パソコンで無線機を制御するデジタルモードなので、いくつかのソフトウェアを組み合わせて使うので、ある程度のパソコンのハードウェア・ソフトウェアの知識が必要だ。(以下、写真で説明)
トランシーバーはYAESUのFT-950M + PCインタフェースユニット YAESU-SCU-17
国内局とは10W、海外局とは50W出力で運用している。
アンテナは地上高18mのインバーテッドV(逆V)アンテナ。国内局との交信には問題ないが、海外局とはビームアンテナ(八木型)が欲しいところだ。
PCのディスプレイは2画面で利用している。
写真中の「3つのソフトウエア」は誤りで、次の4つのソフトウェアを使用。
1 JTDX FT-8運用の本体(メインウィンドウ・ウォーターフォール)
2 HAMLOG QSLカード管理ソフト
3 JTAlert 交信済局・未交信局などを教えてくれるソフト(主画面・コールサインウィンドウ)
4 JTLinker 交信した局を、HAMLOGやeQSL、LoTWにアップロードしてくれるソフト
以上、4つのソフトと6ウィンドウを見ながら交信する。
PCは自作DOS-V機だが写真には写っていない。
HAMLOGとJTLinker表示画面
HAMLOGで交信局の集計表を表示したところ
eQSLのWebサイトでQSLの受信一覧を表示したところ
全交信局数は約5,500局、そのうちeQSLで届いているのが3,304局。もう紙QSLの時代ではなくなってきているようだ。
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