柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

引き算

2011年08月26日 | 日々これ好日
 どうしたことでしょう。
このところ写真を撮ることに「もの憂く」かな?写真を撮らないと「BLOG」も書く気にならなかった、
というところが実情でした。

 暑すぎましたよね。ご心配いただいたとすれば申し訳ないことだと思います。
なかなか写真を撮る機会もないので、下の写真は今回の記事には関係ないのです。なんとなく載せてしまっています。


 写真の世界では、「主題を際立たせる」ために、周りや背景を整理しなさい、などとご指導をいただきます。
だから「写真表現」は「引き算の世界」だとも言われるようです。

 私は身の回りに有り余るほどの物を集めて、その中にどっぷりつかりながら生活しています。
歳を重ねてきてみると、いっそう多くの不用な物に取り囲まれているように思われます。
「良寛さま」は諸国行脚の折に、「老子」2冊をふところにいれておかれたとか。
その延長上に「五合庵」での生活があったのでしょうね。
なぜか、私には「あこがれの庵生活」のように思われるのです。

 最近「橋田壽賀子」さんが「簡素が、いちばん」と題する本で「引き算の生活」を提案されているそうです。

 どうも、これからの私の人生も「引き算」で、などと柄にもなく思うこの頃なのです。

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2 コメント

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「引き算の生活」理想ですね! (平野武・jf9hjs)
2011-08-27 08:40:28
理想的な生活ですね!
活用しなくなった書籍が山積みされ、衣類は捨てきれないで箪笥を詰まらせる(ー_ー)!!
思い切って「処分する!」と何度か挑戦したが、「もしかすると・・・?」で取りやめ(__)
一茶・良寛の達観は今も無理なのです)^o^(

ただ、実行しているのは書籍をなるべく買わないことです。公立図書館を利用しています。
新刊書も必要なら県内のネットワークで機動的に手配してくれますので、ペンショナーにはありがたいですね!

私の知り合いは「もう潮時!」として、膨大な書籍などは図書館へ、
家屋と宅地も処分されてホームに入られました。
私も90歳を過ぎる頃、その心境になるのでしょうかね?
もっとも、持病だらけですから無理でしょうね(^_-)



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簡素 (Q太郎)
2011-08-27 10:57:04
平野さん、おはようございます。
お互いに、それなりのシニアであることで、ふと気づくと身辺整理のことなどが脳裏をよぎりますよね。
今朝ほど「いわきオーロラ」の皆さんは、ハムフェアー参加だそうです。
XXHさん、EUYさんの元気な声が携帯から飛び込んできました。
とても、うれしくなりましたよ。
EUYさんも同い年ですから、たいしたものだと感じ入っています。
それにしても、もうちょっと涼しくなったら、どんどん出かけましょうね。
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