とーびょうヲヂさんの好きなマンガたち

元うつ病&現パーキンソン病(笑)のヲヂさんの好きなマンガと闘病(豆苗ではない)記録を徒然に書き綴ってます

京都ラーメン 天下一品

2009年05月30日 18時50分22秒 | 京都ローカルグルメ
ローカルグルメは引き続いて、
今回もラーメンのお話を。

ご存じ、天下一品のラーメンです。
これでもかという、こってりスープは、好き嫌いはあるでしょうが、人気のラーメンです。
ここからこってり系のラーメンが広がったという噂も聞きました。
(真偽は知らん)

で、美味しいのか?
美味しいですね。

脂でこってりという感じではなく、
白みそが加わった中でのこってりした旨さは、飽きません。

ただし、ちょっと物申す。

総本店があまり旨くない。
理由は混みすぎだということです。
 小さい店内で落ち着かない雰囲気で食べなきゃならないし、
 次々と客が待っていてなおさら落ち着かないし、
 店員の愛想はいいんですが、回転率を上げるためにばたばたしてるし、
 回転率を上げるために、ラーメンの作りが雑、
というのが感想です。

今出川店とか銀閣寺店の方が落ち着いてゆっくり食えるし
(混んでいる時間帯はもちろんダメ)
何より調理が丁寧な気がする。

天一ファンの方も
総本店が一番旨いというのは錯覚ではないかと
思い直して、他の店もチャレンジしましょう。



県立地球防衛軍/安永航一郎

2009年05月26日 22時35分21秒 | 嗚呼、栄光の少年サンデー増刊号
知る人ぞ知る、マイナーの天才マンガ家安永航一郎です。
サンデー増刊号でデビューして
何作目でこれが始まったのかよく憶えていません。
デビュー作は「砂漠の桃太郎侍」でした。
マッチョな男が砂漠を歩いて・・・(忘れた)というマンガでした。

わかるかい!

(たぶん、実家に切り抜きは残ってると思うが
探すのが面倒なので、このことはすっとばす)
で、その時は、割と濃い絵柄だったんですが、
この「県立地球防衛軍」では絵柄が整理されていて見やすくなっていました。

知っている人は知っているので
いまさら説明するまでもないと思いますが、一応紹介。

全体のストーリーは
悪の組織「電柱組」に対抗するため
とある県が地球防衛軍を設立し、
日々闘いを続けるというお話です。

ただ、防衛軍が高校生だったり、
電柱組が何かにつけてせこかったり、
訳のわからん怪人が突如として現れたり
(マッスル日本はすごかった)
でも、
違和感なく淡々と進むところが不思議でしたね。

このマンガの話を知っている人と話をすると
マッスル日本のロールシャッハテストと椎茸ヨーグルトは盛り上がりますね。
ストーリーは盛り上がらなかったんだけど。

残念ながら
安永航一郎が週刊サンデーに「陸軍中野予備校」を連載することになって
このマンガは終ってしまいました。

サンデーのバカ~!

「陸軍中野予備校」がもひとつだっただけに
すっごく残念でした。

その後の安永航一郎は
「巨乳ハンター」とか「頑丈人間スパルタカス」とか
とんでもないマンガでヒットを飛ばしましたが、
もひとつメジャーにならないんですよね。
ファンは多いんだけど、なんでだろう?

そうそう
忘れてはいけないことがあります。
この人の描いた擬音はすばらしかった。
究極のオノマトペというところでしょうか。


○県立地球防衛軍(全4巻)/安永航一郎/小学館
○陸軍中野予備校(全6巻)/安永航一郎/小学館

△お勧め年代:少年マンガの好きな人たち向け


京都ラーメン 天々有

2009年05月26日 22時30分41秒 | 京都ローカルグルメ
京都ならココ!というラーメンの名店です。
コクのあるスープと、かん水の使ってない麺がうまさのポイント、と教えられました。

で、確かにうまいんですが、
最近味が落ちてきたようです。

はっきり言って、
以前より脂くさい。

最近のラーメンの流行か、脂こってり系が人気になっているため、天々有のスープも以前よりこってりになった気がします。
前は、こってり感がもっと少なく、それでいてコクがあるように感じたのですが。

で、その結果どうなったかというと、
食べ始めは美味しいけど、だんだんくどくなってくる。
食べ終わって家路につくと、胃が重くなってきて、どっしり感が出てくる。
う~ん。。

好みの問題か、はたまたおじさんがおじさんになってしまって、脂っこいものを受け付けなくなったためか、
後者ならいいのですが。

で、Webで口コミを見ると
やはり評判はいまいち良くないようです。
ぬるい、というほどではないのですが、
ラーメンは熱いと思っているとがっかりするでしょう。
甘いのは、スープに酒を入れているからだと聞いてます。
このあたりは好みの問題ですが、
胃もたれするような脂っこさは・・・。


http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260303/26000840/
http://gourmet.yahoo.co.jp/0006712096/ktop/

鉄腕バーディー(旧)/ゆうきまさみ

2009年05月24日 22時08分04秒 | 嗚呼、栄光の少年サンデー増刊号
いまや大家となったゆうきまさみの作品です。

知ってるって?
そりゃそうだろう。
今も連載中なんだから。

で、
毎度のことながら、
ここで扱うのは古いほうのバーディーです。

ゆうきまさみは
非常にマイナーな雑誌に描いていた
売れないマンガ家のひとりでした。(失敬)

当時、アニパロコミック(だったかな)を立ち読みしていると
割と絵のうまいマンガ家を見つけて
それがとりみきなんかと競作していて
記憶に留めたのが、ゆうきまさみでした。

まもなく、
週刊少年サンデーに読切を書き、
短期集中連載「ラブリーブラッド」を書いて
メジャー化したわけです。

そして、少年サンデー増刊号に連載を始めたのが、
この「バーディー」なわけでした。

いつもながら、うまい絵だなと思いながら、
しかもSF系のマンガ家らしく設定も巧妙で奥が深く、
かなり惹きつけられていました。

残念ながら、
連載は途中で休止し、
週間サンデーに
「究極超人あ~る」「機動警察パトレイバー」などの連載を始め、
堂々たる大家になったわけです。

いつも思うんだが、
サンデーのやり方はひどい。
サンデー増刊号でヒットしたマンガ家の連載を
中断してでも週刊サンデーに移行させてしまう。
しかも、週刊でヒットするわけでもないわけで、
増刊の連載も戻ってこない。

ま、
あだち充・原秀則・ゆうきまさみといった大ヒットを産出したのだから
やり方として間違っているとは言わないけど、
バーディーはどうなるんだ!!

いまは、現代向けに設定も変わって
劇画タッチになって
ヤングサンデーからビッグコミックスピリッツ上で
連載が行われています。

これはこれでいい!
すごくいい!!
でも、
少年マンガ好きの私にとっては
あの設定で
あの時代に
どこまで展開して行ったかが気がかりです。
こっちも歳を食っただけに
あの時にわくわくしたかったな。。


ついでに一言。
おい、小●館!
旧バーディーの単行本はなんであんなに高くしたんだ!
買ってやんなかった。
全部切り抜いて置いてあるから。
未収録分の読み切りもおいてあるぞ。


○鉄腕バーディー(全1巻)/ゆうきまさみ/小学館少年サンデーブックス
○鉄腕バーディー(全20巻)/ゆうきまさみ/ヤングサンデーコミックス
○鉄腕バーディーEVOLUTION(1巻~)/ゆうきまさみ/スピリッツコミックス
○鉄腕バーディー ARCHIVE(全1巻)/ゆうきまさみ/ヤングサンデーコミックススペシャル

△お勧め年代:少年マンガの好きな人たち向け


100均のお菓子に思うこと

2009年05月22日 19時28分23秒 | 雑談
こないだローソン100で買ったお菓子を開けようとして、はた、と気づいた。
チョコレートパイ(森永のエンゼルパイのようなお菓子)だが、
長方形の箱なのに5個入りと書いてある。

ん???

開けてみると、6個入るはずの箱に、5個だけ入っていた。
完全に1個分減らしてある。
確か、以前に買った時は、ちゃんと6個入っていた・・・気がする。

ご丁寧に、箱の印刷も“5個入り”と書いてある。

100円で売るためには、数を減らさざるを得なくなったんだな。
不況の影が、不況を支えているはずの100均にまで及んでいることに、むなしさを感じてしまった。



Lのララバイ・プランテーション/柴田昌弘

2009年05月20日 22時58分08秒 | 思い出の読み切り作品
カックイイ!
それが初めての感想でした。

1985年、少年チャンピオンが
低迷の打開策として発刊した雑誌
「I’mチャンピオン」創刊号のエースマンガでした。

この当時、少年サンデーは「少年サンデー増刊号」を
少年マガジンは「マガジンスペシャル」を
発行していて、
これは単に週刊誌の月刊版ではなく、
新人をテストする
2軍リーグのような存在でした。
(少年ジャンプがこの手の雑誌を出したのはもうちょっと後)
低迷期から抜け出せなかった少年チャンピオンも
あえて新しい雑誌を出したというわけです。

残念ながら、取り立てて優れた新人がいたわけでもなく、
私もこのマンガしか記憶に残っていません。

このマンガは、近未来の荒廃した日本で
ブラッディクイーンと呼ばれる少女が
人殺しをしてでも生き抜く姿を描いたものです。
近未来版の西部劇というパターンなので
それほど目新しくはないのですが、
その描かれ方が、ダイナミックな絵柄とマッチして
味があるのです。
少年マンガ、特に古いパターンが好きな私にとって
このマンガはかなりショッキングでした。

ブラッディクイーンシリーズは
タイトルの2作だけで終わったので
読み切り連作という体でしかないのですが、
その奥にはまだまだ描かれていなかった世界が感じされられます。
どこかで連作を書いているのではと期待していましたが、
これっきりのようです。

このマンガにショックを受けて
パロディストーリー(2次利用マンガというのか?)を考えたことがあります。
どんどん世界が広がり、自分でわくわくしていたことを思い出します。
味のある深い世界を含んだマンガです。


○柴田昌弘珠玉作品集「イズナ」に収録/少年チャンピオンコミックス

△お勧め年代:昔の少年たち向け



花咲け!乙女/丹沢恵

2009年05月17日 21時45分10秒 | マンガ現在完了
「純情OLの片思い日記」
一言で言えばそうなってしまいます。
毒の欠片もない山本美咲が
片思いしているイケメン(当時こんな言葉はない)の上司に片思いして
妄想をはためかせ、時にはさりげなくアプローチして
落ち込んで、浮かれて、七転八倒する(?)お話です。

丹沢恵の書いたストーリー系4コママンガとしては
はじめての作品だと思いますが、
3年ほど連載が続いており、
その展開にしっかりとした筋が通っているので
読んでいて飽きが来ません。

美咲ちゃんが可愛いのもありますが、
ほのぼのとしていて、気持ちを和らげてくれるマンガです。
はっきり言って、健気な美咲ちゃんには惚れます。
(忠犬ハチ公みたい、という場面は特にお気に入りです)

丹沢恵の巧さとして、
起承転結ではなく、
起転承転とか起転転結のような
2段オチがあるので、普通の4コママンガより密度が高く感じます。
ストーリーマンガ調になっているため
4コマではなく2話8コマで話が展開することもあり、
その密度も濃く普通のマンガよりうまく展開されています。

でも、難しいことは抜きとして、
美咲ちゃんを応援してあげるだけで
充分楽しめるマンガです。

でも、3年近くも連載していて2巻しかないっていうことを考えると
4コママンガってなんだか損ですね。


○花咲け!乙女(バンブーコミックス全2巻)/丹沢恵/竹書房

△お勧め年代:乙女の純情がわかる人たち向け


かまだいつき 時事4コママンガ

2009年05月15日 21時59分02秒 | マンガ現在形
ふらふらとネットサーフィン(死語?)していたところ、
たまたまlivedoorのHPで見つけました。
http://4koma.livedoor.com/creator/profile/j00003.html

で、バックナンバーを見ていたのですが、
なかなか面白い。
第○回の作品なんて、大爆笑!
くるぞくるぞ、ほら、やっぱりきた~!
って感じで笑わされました。
(さて、どれでしょう?)

なかなかの実力者のようなのですが、
単行本は出ていないようです。
このlivedoorの作品が集まったら
是非出版してほしいものです。

○かまだいつき
 混沌回路ダイアリーANNEX
 http://blog.livedoor.jp/itsuki_kamada/

京都ラーメン ますたに

2009年05月13日 21時50分36秒 | 京都ローカルグルメ
京都のラーメンと言えばここというくらい有名な店です。
・ますたに銀閣寺店
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005147203/

それほど濃厚ではないスープの口当たりがいいんですよね。
めちゃくちゃ好きだという人もいるんですが、
私にはそれほどではなく、中の上か上の下くらいのレベルですが、
美味しくないわけではありません。

ただ、ひとことだけ言っておかなければなりません。
銀閣寺店は疎水沿いにあるのですが、
この近くの白川通り沿いにも、「ますたに」があります。
ここのラーメンがまずい。
なんでだろう?
ほとんど変わらないと思うんですが、やっぱりまずい。
好みの問題なんでしょうかね?

行くのなら、多少行列ができていても、
疎水沿いの銀閣寺店をお勧めします。


↑しまった、これはうどんだ。

AT Lady(オートマティック・レディ)/のむら剛

2009年05月11日 22時40分11秒 | マンガ現在完了
このマンガを読むたびに
「お前こんなの好きなの?」
と友人に言われて
でも、へこまずに反論したことが思い出されます。

ちまちました絵で
徹底的に書き込まれていて
それでいて読みにくくもなく
テンポよく話が展開し
少ないページ数で内容の濃い作品を仕上げる力量は
たいしたものだと感心していました。
(コミックスで読むとちっこくて読みにくいけど)

女の子が可愛いのも魅力的で、
ときどきイラストのように描かれたワンカットは
作者が単にギャグマンガを描きたいだけではなく、
ストーリー性のあるマンガを志している印象を受けました。

ストーリーは、
警視庁により開発されたロボット婦警さんが
活躍するお話しなのですが、
主役の7号は、1~6号の残り物の部品を
寄せ集めて作ったため
ちょっとおつむが足りず、
とんちんかんなボケをかましながら
事件を解決したり発展させたりしていきます。
なぜか、
7号は出来損ないのはずなのですが、
1~6号はほとんど活躍せず、
ほとんど全ての事件を7号が解決してしまいます。

うまくできてる。

キャラクターやコスチュームデザインに凝っていて
また、メカのデザインや設定も細かく作られていて
作者が楽しみながら作品を仕上げていたことがわかります。
婦警さんが全部で7号っていうのは、
サイボーグ007のパクリだなというのは
すぐわかりますが、
パロディとしては1級品です。

ここまで凝った設定ながら
たった2巻で終わったのは非常に残念でした。

で、「のむら剛」というマンガ家はその後見かけなかったので
どうしたのかと随分長い間不思議でした。
でも、
Wikipediaを見ると
岡野剛と名前を変えて活躍していたんですね。
そういや「ぬ~べ~」の絵柄はそっくりだ。。。

恥 恥 恥

ま、その当時はもうジャンプをあまり読まなくなっていたので
仕方ないよね、ね?

そういえば、
この時代からジャンプの低迷が始まっていて、
何かの雑誌で
「ジャンプの人気No.1が“ぬ~べ~”なんて許せない」
とかいうコメントがあったな。
そりゃ、ドラゴンボールとかスラムダンクとか
そんなマンガほどインパクトはなかったけど
いいマンガでしたよ。


○AT・Lady(オートマティック・レディ)(全2巻)/のむら剛/集英社JUMPコミックス

△お勧め年代:小中学生 & 昔の少年たち 向け