皆さんこんばんは、殿です。
少し早い気もしますが、2012年の振り返りとして、小生が今年指した将棋の中で
印象に残っている将棋TOP5を発表していきたいと思います。
文章にまとめるのは面倒なので、インタビュー形式で小生の感想を述べさせて頂きます。
第5位
春の中四国大会、団体戦A級 対香川大学戦(小生負け)
概略 春の中四団体最終戦の将棋、小生が作戦負けから端攻めに遭い苦しい将棋に、頑張って粘った結果(感想戦によると)小生に勝ち筋が一瞬現れたのだが、発見出来ず。
――― この将棋に臨むときはどのような心境でしたか?
「それまでの小生の成績が1-3だったので、最後は勝ちたかったんですけど、序盤がまずかったですね。」
――― なぜ5位に選ばれたのですか?
「自分なりに力を出せた将棋だったし、後、一瞬のチャンスを生かせなかったことが印象に残っているからです。将棋部は一瞬の光明をつかみとれませんでした(笑)」
第4位
秋の中四国大会、団体戦A級 対岡山理科大学戦(小生勝ち)
概略 (前に書いた記事を一部引用)
相手の陣形は玉頭位取りと風車の間みたいな形だった。
途中は攻めの形が見つからず苦労の多い展開で、若干無理気味に攻めたがこれが成功し敵陣突破。
攻めが繋がれば大差になるのがこういう将棋の宿命であり、投了図だけ見れば圧勝形だが、
指してる最中はかなり苦しかった。
――― この将棋は振り返ってどう思いますか?
「この将棋は相手がバランスよく構えていたので、攻略法が見つからず苦労しました。」
――― どの辺りから良くなったと思ったのですか?
「竜と金銀の二枚換えに成功したときです。相手の囲いが薄いので、攻めが切れなくなったと思いました。なぜかその局面辺りから金爆の曲が頭の中で流れ始めました。原因はよく分かりません(笑)」
第3位
春の中四国大会、団体戦A級 対広島大学戦(小生勝ち)
概略 春の中四国大会団体戦で唯一小生が勝った将棋、相手の攻めを何とか受けきった。
―――この将棋で勝てたことで心境の変化はありましたか?
「ひとまず勝てて安心しました、確か広大戦は4-3で勝ちだったから、チームの勝ちにも貢献できて良かったです。」
―――結局春は1勝しか出来なかったんですよね?
「そうですよ。まあ、実力的に1-4くらいでも仕方ないと思います。でも、あの1勝が無かったら2位になれてなかったから、大きな勝ち星ですよ。でも、1-4は悔しかった。 実力が違いましたよ(笑) 」
第2位
西日本大会、対中部中四国選抜戦(小生負け)
概略 前に雑記でも少し書いた、岡山理科大の沖さんとの「トモヒロ」対決。
―――なぜ2位に選ばれたのですか?
「将棋の内容も負けはしたけど、悪くなかったからです、でもやはり、『トモヒロ』対決は小生にとっては初めてだったことが大きいですね(笑)」
―――あなたは世界で何番目に将棋が強い「トモヒロ」だと思いますか?
「プロ棋士で村田智弘六段がいらっしゃるので、3番以下であることは確実です。まあ、10番までに入っていて欲しいですね。」
第1位
秋の中四国大会、団体戦A級 対岡山大学戦(小生負け)
概略 秋の中四国大会団体最終戦の将棋、結果論を言えば小生がこの対局に勝っていれば愛大はA級に残留できたのだが・・・。
―――なぜ1位に選ばれたのですか?
「率直に言ってこれがダントツの1位です。この将棋は内容も悪くないし、この将棋が持つ意義を考えれば1位は当然でしょう。」
―――この将棋は振り返ってどう思いますか?
「激戦でした。仕掛けの辺りはこちらが少し良いような気もしていたのですが、終盤は相手の方が上でした。最後は鮮やかな即詰みに討ち取られました。この将棋は一生忘れないでしょう。それくらい印象に残っている将棋です。」
―――岡大の雑記によると勝ち筋が有ったらしいですよ?
「無かったと思うんですけどね・・・。まあ、対局中に発見出来ていたら指してますよ。」
これにて自戦編は終了。
書いて見るとなかなか楽しかったです。皆さんも1年の振り返りで書いてみてはいかがでしょうか?
あと、自分以外の対局編も書きたいと思っています。
部員の皆さんの中で「私のこの将棋が良かった!」とか「〇〇さんの将棋が凄かった!」などあれば小生まで連絡下さい。