中国へ片思い

今、中国主席の胡錦濤氏が来日している。
第一印象は、「結構背が高い方なんだな～」と思いました。

昨日は福田首相との合同記者会見があり、その後、天皇・皇后両陛下との会談、そして宮中晩餐会があったようだ。
今日ニュースで「胡錦濤主席は、分刻みのスケジュール。早稲田大学での講演後、福原愛選手と卓球」と報じていた。卓球では胡錦濤主席、眼鏡をはずして愛ちゃんとプレイしてたんですね。ゲーム終了後は愛ちゃんの肩を抱くなど、「おおっ！なかなかパフォーマンスやるじゃん？」と思いました。脇で拍手して見ていた福田首相も、参加したら良いのになあ～と思ったよ。

私は中国って国が、そして中国人がとても好きです。

理由はたくさんあります。初めて行った外国だから。友達がいるから。中国の歴史が好きだから。中国映画が大好きだから。中国語の響きが美しいと思うから・・・ｅｔｃですが・・・でも・・・・。

「好きって言うのって、理由無く、ただ好きなんですよね。」

今日の胡錦濤主席の一日を、中国のテレビでは、ずっと生中継していたみたいです。それを見て、アナウンサーが二人の女性に感想を聞いていました。

一番目の女性は「中日両国の友好のために、主席の訪問はとても良いと思います」とコメント。
ところが、二番目の女性は「政治にはあまり興味が無いし、日本は好きじゃないから特に何も言うことは無い」と言うようなコメントでした。

聞いててガーン！そういう意見もありだってわかっていても、ショックでした。

思わず画面のその女性に向かって「日本のことを好きになってくださいよぉ！」と叫んでしまった私です。

ラブ・ソナタ（→http://www.lovesonata.org/japan/）でメイン・メッセンジャーをなさった、ハ・ヨンジョ先生の言葉に「私は日本に片思いをしています」というのがありました。

私も、中国に片思いしてる・・・かな？っと書いていてちょっと自信が無くなった。
私は中国の歴史や文学は大好きだけど、共産党一党のみの政治には、支持できないし、今まさに起こっている「チベット独立問題」に関しても、中国のチベットに行ってきた政治のやり方は私個人は納得しがたいところです。

けれども・・・
私は、思います。
中国の方と友達になりたいです。心から中国を愛したいです。自分自身のことのように、中国のためにイエス様に祈りたいです。

まだまだ勉強不足の私ですが、これからたくさん日中両国の歴史を学び、中国語を学んで、中国の方々と直接話せるようになりたいです。
（中国語は本当に美しい言葉ですが、発音も簡体字もとても難しいです。私の中国語の学びのためにお祈りしてください。）

ハ・ヨンジョ先生が、私たち日本人を愛して祈ってくださったように、中国に片思いしたいです。

私が、本当に中国を愛し、中国のために祈る者とさせていただけるよう、神様に祈りたいです。

このブログを読んでくださったあなたも、どうぞ私のためにお祈りください。
よろしくお願いします。

よーし！来週からまた中国語講座再開じゃ～！
発音の復習がんばるぞ～い！

オヤスミナサイ。・・・！？

中国語で「おやすみなさい」って、何て言うんだろう？
来週先生に聞いてこよう。


今、このブログを更新する前に、中国の胡錦濤主席、温家宝首相、そして中国のお一人お一人を、神様が１００倍祝福し、守ってくださいますようにお祈りして更新します。

お休みなさい。良い夢を♪

哀歌Ⅰ～シズコの詩集から

あなたがあなたで
わたしがわたしでいることが
どうしてこんなにむずかしいのでしょう

わたしはあなた
あなたはわたし

そう思っていたこと自体が
夢物語だったと言ふ

そんな哀しい事を知るために
わたくしもあなたも四十余年の日々を
生かされて来たのでせふか

あなた、ごらんなさい
ほぅら、おそらが　あんなに遠くに見えますよ
一緒に前も　見たではありませんか？

（どうして　どうして？
　あなたはそんなに怖がりで
　陰に隠れてしまふのでさふ？）

どうして？　どうして？
今になって
あなたは　逃げてしまふのですか？

夢を食（は）んで生きていた日々が終わる
大きな大きな夕陽が
わたしとあなたを砕き
それぞれを砕き
食んでいた夢を粉々に砕いて
雄大な黄昏の中に死んで往く

ほら！　ほら！　
ほぉぉぉぉぉら！
見てください！　見てください！
あの夕陽を一緒に見ませふよ！

いくじなし！
馬鹿野郎！
おまへは、おまへは
あのただれた空のやふだ！

ああ、主よ

ミズヲクダサイ

主よ、あなたは、生ける水を下さるのでしょう？

すぐに　飛んできてくださいませ

でなければ、わたくしは　すぐに
うちあげられた貝のやふに
歌わない歌姫（ディーバ）になってしまいます

主よ

主よ

あたしは　歌姫から
デクノボウになってしまふ

そばにいてほしい

ひたすらに　ただ　願ふ

そばに　居て　欲しい

そばに　

・・・・・・・！

居てください

安息日～シズコの詩集から

礼拝を終えて、家に帰ってすぐ休んだ
夜、アイスクリームを買いに行った
ふと、見上げると木蓮の花
私の木蓮は　そっと　そっと
風に吹かれて　眠っている

ああ。今日も疲れた
礼拝から帰ってすぐ布団を敷き眠る
罪責感がいつものように私を責める
「あーあ。やっぱり休まんなねっけ・・・」
「できねがったなぁ・・・」
「シズコは、弱い」

「ほいづは、違うぞ」
　と、突如聞こえる天の父ちゃんの声

「父ちゃん、なして？」

「シズコは忘ったがは？
　今日は日曜日。安息日だじぇえ。
　休みの日だじぇえ。
　ゆっくり、休んでいいなだ。
　おまえ、今日、礼拝さ行って
　クワイアの練習もでぎだどれ？
　一杯、一杯、がんばったなだぞ。
　休まんなね。休んでいいなだ、シズコ。
　堂々と休んでいいなだ。」

「父ちゃん・・・」

「ほしてよぉ、でぎる、でぎねで、判断すんな。
　シズコがいるだげで、いいなだぞ。
　覚えでおげよ。忘れんなよ
　んだがら、自分ばも、他の人ばも
　裁いては駄目だじぇ。
　ほいづぁ、おれのすっこどだ。
　優しく、親切にしてけんなね。
　めんごがってなぁ、シズコ？」

「父ちゃん・・・」

「・・・んん？なんだ、シズコ」

「呼んでみただげ・・・父ちゃん！？」

「なにした？」

「シズコば、めんごいが？」

「めんごいったなぁ・・・・。めんごいったず。
　親は子のために、死ねるんだ。
　んだがら、おれは、おまえのために十字架で死んだんだぞ。
　ほして、天国さ、お前の家建てて、帰ってきたんだじぇ。
　父ちゃんは大工だがら、家建てんのな、お手のもんだ。
　シズコのために、良ーい家ば、建てて来たぞ。
　天国さは、いっぱい家が建ってんだ。
　何も心配すっこどないどごなんだじぇ、シズコぉ。
　シズコよ、おれは今も、お前の、傍さ、いる。
　安心スロ。心配すんな。大丈夫だ。
　大丈夫だ。
　大丈夫だ。
　大丈夫だじぇ。」

「父ちゃん・・・」

「ほれ、安心して寝ろ。
　父ちゃんは、シズコの脇さ、ずっといっからな。
　なんだて、めんごいシズコだもの。
　離れるわげ、ないったず。
　おれは、ずっと、傍さいる。
　安心して、寝ろ。

　大丈夫だぁ。」

「父ちゃん、志村けんと、同じごど言ってだ。おもしぇえ。」


「なーに馬鹿言ってる。あっちがおれの、真似しったんだ。」

「へへへ・・・父ちゃん、お休み」

「ああ、お休み。
　よっく寝ろな。」　
　

木蓮哀歌～シズコの詩集から

朝、私の紫木蓮はそよ風に乗って
ゆらゆら歌っている
私は見つめる　
紫木蓮が昨日よりもなお
声を上げて歌い始める準備をしているのを

かんかん照りの真夏日の５月の１日（ついたち）
木蓮は歌う
歌い続ける

（・・・疲れませんか？）

夕べ、私が疲れた身体で
あなたに水をやろうとして見ると

木蓮は歌うのをやめていた。

熱い一日、歌い続けた
私の大好きな紫木蓮

その美しい紫の衣装を
ステージから降りて
脱ごうとしている。さなか。

私は見る。

私の紫木蓮よ。
水をあげます。

だからたっぷり水を飲んで、休みなさい。

今は夜。
眠る時。

全てを脱ぎ捨て

ただ、眠る。

くたびった・・・・

父ちゃん、天のお父ちゃん。
くたびったはー。
今日は休養日って、でっかぐ「幸いな人」さ、書いたんだよ。
んでも、１０こも、用事してしまた！
くたびれるはずだじゅぅ～
シズコ、泣ぐだぐなたはー。
もう、やんだ。
何もすったぐね
くたびったず！
しゃべんのも、やんだんだは！
父ちゃん！
なんとかしてけろずーーーーーーーーーーーーーーーー！
シズコ、泣ぐぞは！？

父ちゃん！

祈りつつ何事も始めようと、今日プレイズタイムで祈ってました。
「神様」と祈ったよ。で、気付いたの。
あたしは本音言いたいときは「神様」でも「イエスさま」でも、無いんだ。

「父ちゃん！」なの。
あたしの父ちゃんは、大学教授のうらなりみたいな
やせっぽっちのイエスさまでないんだ。
がっつらした大工の棟梁の父ちゃん
あたしが「父ちゃん！」って呼ぶと
にかっと笑って、ウインクしたり、親指立てて
「グッド！」と笑ってくれる父ちゃんなんだ。
で、必ず

山形弁で、話してケル。


父ちゃんは今、こう言ってる。

「風呂さ入って、休めは～」

あたしは言う。

「父ちゃん、あたし明日、何もすったぐね」

父ちゃんは言う。

「今日の苦労は今日でいいのったなは～」

・・・・父ちゃん、やるずね。

さすがだじゅ。