それはまた別のお話

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「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」 4/9(初日)マチネ

2017-04-09 | 舞台


ミュージカル「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」

4/9(金) マチネ(13:30~14:30/14:50~15:40) シアタークリエ 22列

【原案・原作】チャールズ・M・シュルツ
【劇作・脚本・音楽・作詞】クラーク・ゲスナー
【劇作・脚本】マイケル・メイヤー
【音楽・作詞】アンドリュー・リッパ
【翻訳・演出】小林香

【出演】村井良大 / 高垣彩陽 / 田野優花 / 古田一紀 / 東山光明 / 中川晃教 / 大和悠河(声の出演)



初日でした。なのにまさかの最後列…
(でも愛知芸術や梅芸のB席と比べればなんと近いことか。クリエばんざい)

基本情報。
・オリジナルのグッズは、パンフレット1600円のみ。ほかにSNOOPY関連本やマスコットなど。

・舞台写真付きリピーターチケットを販売しています。会場で千穐楽と貸切公演以外の日のチケットを購入すると、7種のうちから好きな舞台写真がもらえます。

・「5チケットワンハピネス」5回以上観劇した人対象に、「ベートーベンTシャツ」プレゼントがあります。5回観劇後にチケット半券を5枚同時に提示すると、クリエ1階受付で申し込み用紙が渡され、記入して提出すると後日Tシャツが送付されるとのこと。
「ベートーベンTシャツ」とは、劇中「ベートーベンデイ」でスヌーピーが着ている緑のTシャツです!
このふたつはクリエのみのサービスかな?

ざっくりと。

とにかく「漫画」だった!
背景は漫画のコマ枠線をそっくりそのまま再現して二次元感を強調、その前の演者もアニメみたい。
それぞれのキャラの再現度もすごい。特にルーシーとサリーは「ホントに人間が演じてる?」と錯覚するほどのデフォルメ具合で、…また衣装も、チャーリーブラウンのもさっとしたTシャツや、ライナスの毛布のふわふわ度も、漫画で見たまんまの質感でした。
究極のシンプルなセットも工夫が大変だったんだろうな。
犬小屋も極力立体感を消していて、幅の狭~い屋根の上に乗って寝そべるスヌーピーも大変だと思います。
(舞台上は平面的ですが客席降りもありました。そこだけ距離感がわかる)

ストーリーは全くなくて、4コマ漫画をパラパラめくる感覚で進んでいきます。それでも「この子はこんなこと考えてるんだろうな」という内面が自ずと見えてきて、最後は全員がたまらなく愛おしくなっている。最初から最後まで話は平坦なのに、ラストはうるっと来るんだよね。

あっきースヌーピーは…とにかく「犬」だった!
他のキャラと違っていわゆる着ぐるみではないのですが、駆け回る様子とか頭を撫でられる様子とかが、、イヌでした。
当初のもふもふした衣装ではなく、トップスは脇の部分がシースルーになっていて風通しがよさそう。
足元も黒のハイカットのダンシングスニーカーですが、尻尾をつけてお鼻を黒くすると途端にイヌ感がマシマシになるのね。
「かわいい~」と何回思ったことでしょうか!
読売演劇大賞の犬部門があれば間違いなく大賞受賞でしょう。
しかし大ナンバー「サパータイム」になると、、、カチッとスイッチが入ります。さすが。

ラストの「Happiness」がよかったなぁ。パンフに歌詞も載っているので、一緒に歌いたいな。
今日は後方からあっきー中心観劇だったので、今度は細かいところにもよく観てこよう。

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