「THE SHOW INFECTED "CONNECTION"」 3/19(木)ソワレ 天王洲銀河劇場 D列センター
【構成・演出・振付・出演】大澄賢也
【出演者】中川晃教 / 蓮水ゆうや / 辻本知彦 / TATSUO / TAKAYUKI / 大野幸人 / 千田真司 / 神谷直樹
【ゲスト】河村隆一
(演出などのネタバレ含みます)
初日を観てまいりました。
率直な感想は「…あっと言う間だった…」に尽きます。19:30開演で、3回のカテコ終わっても21:00ちょい前ぐらいだった。
盛り沢山、というよりは凝縮された、というステージでした。
SCENE1「白鳥の湖」は、「コミュニケーション」をテーマとしたストーリーが下敷きになってますが、実はこれ開演前から幕に投射された映像と繋がっています。これは凝っていて面白かったなぁ。タイムスリップした現代の男と未来の女との出会い、それを俯瞰する「神」の存在…という設定は理解できましたが、私の席(センターやや下手寄り)だと若干歌詞とモノローグが聞き取りにくかったです…
しかしそれを補うダンスの素晴らしさ!既視のダンサーさんは大野くんだけなんだけど、体系もスタイルも全然違う6名が「ビシッと揃ってはいないけれどもニュアンスがピッタリと合っている」(…という表現でいいのか)醍醐味。フリーで踊ると突然饒舌になる個性。四羽(四羽の白鳥の踊り)のダンスがとっても面白かった~!
あっきーは白の衣装で清楚な出で立ち、蓮水さんは近未来のSFチックな黒衣装で、素敵でした(この際身長差は目に入らないことにする)。
このSCENE1は、エントレのニュース映像( → ここ)と、ルッキュ・シアターの映像( → ここ)に配信されております。よくわかります。
でもでも、私はSCENE2の方を配信してほしかった!あっきーファンとして、これほどカッコいい彼を見られる日が来るとは!という感慨にむせび泣きです。観る前は「まさかマイケルをそのままの形で再現しないよね…」と思っていたんだけど、確かにモノマネではないし、かと言って「曲だけ同じです」でもないんだけど、誰もが知っている「BAD」とか「Smooth Criminal」、本気でした。いえ私はMJを聞き込んでいるわけでもないし曲について語ることもできないけれど。あれだけ踊りながら全くヴォーカルがブレないのを目の当たりにして、なんだかもう震えがくるレベルでした。
ダンスも(そりゃダンサーさんたちとは動きの量が違うけれど)要所要所の決めどころがすんごいカッコよくて。きっとこれは振付の賜物だと思います(笑) 大昔に習っていたダンスの師匠が言った「ダンス素人なのに立ってるだけでサマになる才能というものがある」という言葉を思い出しました。1曲終わるごとに歓声が上がるのもあっきーならでは。いやーええもん見た!
ええもん見た、というならば、ダンサーの中ではやはり大野くんが目を引きました(見慣れているせいかも)。Mr.Bojanglesのダンスは腕のしなりがとても綺麗だった。この日は最後のカテコで見事な足伸ばしバク宙(正式な技名称分からず)を披露してくれました。
ほかにも関節外しダンス、バレエ要素の高いダンス、老練なダンス…とても見応えがありました。
…実は観る前はアンパレやピトレスクみたいなものを予想していたんだけれど、あれほどの緻密な構成ではなく、衣装替えタイムで朗読(蓮水さん)や挨拶(賢也さん)があったりします。「Who's BAD」のアドリブでの素のあっきーに少し動悸が早くなります(笑)。カテコは何にも考えてないのかもしれません(これはりゅういちさん中心に改善されているという噂)。
でもでも楽しかったよ~!、短期間だしそれほど話題にもならないだろうけど、東京ベイサイドの洒脱な劇場でこんな舞台が見られる幸せ、それはとても素敵なことだと思います。
オマケ。
Rock With You-Michael Jackson
非常に思い入れがある曲なんだけど、それは個人的な思い出にリンクしているから…(彼、元気にしてるかな)
ラストナンバーですが、この「♪ROCK WITH YOU」に続いての「♪ALL NIGHT~」と「♪SUNLIGHT~」を一緒に歌いたいです。
わたしは密かに歌っていると思います。
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