Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

「プロジェクトA」ジャッキー・チェン

2018-01-03 22:51:12 | cinema
プロジェクトA  (字幕版)
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


新年一発目はなぜかこれ。
WOWWOWで元日に他のジャッキーものを一挙放映ってのをやっていて、
これは貴重なお休みを一挙ぶっ潰す作戦か(笑)

プロジェクトAは何回か見ておるわけで、
なんというか、面白い箇所とかはほぼ既知なんですが、
にもかかわらず、毎度楽しめるのはこれいかに。

すごいことですよ。

初めて見たのは、どなたかの家で宴会的なことをした時に
ビデオで観たんだと思うのよね。
すげー面白いわー
アクションというか、対戦場面も様式美のある活劇みたいな感じでいいじゃん、
と思ったのよね。

少年期に「中国戯劇学院にて京劇や中国武術を学び」ってことなので、
その辺のエッセンスを盛り込んでいるのではなかろうか。
本作でもサモ・ハン・キンポーとともに京劇風の寸劇をやっていたし。

あと初見時に「おおっ」て思うのはやっぱり時計台よね。
そういうことか・・!と

カンフーアクション+京劇+無声映画コメディ
みたいな混淆で何やら新鮮な領域が広がったよね。


サモ・ハンが陸上警察の親分にうっかり正体バレするところのノリは
多分世の中に山ほどあるネタだろうけどまあ例えば
「大脱走」のアレだしね。。




で、すごい好きなところ3つ
⬇︎
○最初の見せ場である酒場乱闘でのアレ→柱の陰で痛がるヤツ(笑)
○自転車チェイス
○「そうだ、おれは昔のチャンじゃない!(涙)」(大笑)
  ※「チャン」だったっけ?覚えてないし・・・


あと無邪気な正義感が本当に素晴らしいよな。
 腐敗する富や権力ではなく
 真実と本質的な正義を求める。
 泥棒家業のフェイ(サモはん)だけど不正と腐敗は嫌いってとこで行動を共にするし、
 嫌な奴でお偉いさんの親類で便宜を図ってもらうような奴だけど
 ジャッキーの姿勢を見て意思を固めていくジャガー(ユン・ピョウ)も
 良き同志となる。
⬆️こういう物語は人生には必要だよ。


女性も花を添えながらも全然無事じゃないwのも特徴よね。
PC的には他にもいろいろあるのかもしれんが、
地域や時代の文化的背景を考えつつ観るのが良いね。



上のリンクは、アマゾンビデオのところに飛ぶようにしてみました。

@WOWWOW録画
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