今回の地震によるM5以上の余震の発生確率は、
今日の午後3時から3日間は、1割以下。
今日の午後3時から1週間以内では、1割。
地盤のよっては、この規模で震度4から5の場合もあるという。
何故、期間が長くなるほど確率が上がるのだろう。
気象庁が今日発表した資料によれば、駿河湾で発生した以前の同様な地震は、
余震の発生が少なく、すぐにその数が減衰する傾向があるらしい。
余震がもたらす精神的なストレスは、大きい。
各地で震災があるたびに、被災地からそういう声を聞いていた。
今回、体験してみて、身を持って知る。
余震の数が少なくても、次こそ東海地震かという不安もある。
お互いに声を掛け合ったり、気持ちのやり取りが、いかに日頃からも大事か。
*平常時、日本国内のどこにあっても、
内陸でマグニチュード(M)6以上の地震が3日以内に半径50km 以内で発生する確率は0.01%程度、M5以上の地震では0.07%。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
○地震の震源及び規模等
発生日時 平成21年8月11日05時07分
場所 北緯 34度47.1分 東経 138度29.9分 深さ23km
規模 マグニチュード6.5(暫定値)
最大震度 6弱(静岡県伊豆市、焼津市、牧之原市、御前崎市)
発震機構 横ずれ成分を持つ逆断層型(圧力軸は北北東-南南西方向)
○余震活動の状況
8月11日05時07分に発生した駿河湾の地震による余震は、北西から南東に延びる長さ約20km、幅10~15kmの範囲に分布しています。
2日14時までに震度1以上を観測した余震は18回です(最大震度別地震回数表参照)。これまでのマグニチュード4以上の余震は、11日06時13分に発生したM4.0の地震(最大震度2)、11日06時27分に発生したM4.4の地震(最大震度3)、および11日18時09分に発生したM4.4の地震(最大震度2)です。
余震活動は順調に減衰しています。また、今回の地震の余震回数は、内陸および沿岸付近で発生したM6クラスの地震に比べ、少ない状況で推移しています。なお、過去に今回の地震の震源付近で発生した地震においても、余震活動は低調でした。
○余震の見通し
余震は次第に少なくなってきていますが、今後1週間程度は、場所によっては震度4~5弱程度となるような余震が発生するおそれがあります。
○防災上の留意事項
揺れの強かった地域では、降雨や余震活動により土砂崩れなどが発生する危険性が通常より高くなっていますので、作業等には十分注意して下さい。
■2009年8月11日05時07分頃の駿河湾の地震について(第2報) 平成21年8月12日気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/press/0908/12a/200908121500.html
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
昨夜、テレビ番組で深刻そうな表情を作ったアナウンサーが「東海地震は今回の200倍」と話した。
昨日出されていた見解では、ほとんどが、100倍という数字だった。
いずれにせよ、今回の100倍じゃ生きてられないね、
200倍じゃあどうしようもない、と言う知人や隣人との会話が目立った。
100と200、どうしてこんなに違う数字になるのか。
それは、以前から示しているように、マグニチュードの数字が表す単位が
Mが0.2増加すると2倍になるから。
*規模とMの関係について、1増加すると32倍,2増加すると1,000倍とよく聞きますが、
大きすぎて感覚的にわかりにくく、比較もしにくいので、「0.2違うと2倍」と考えるほうがよさそうです。
■地震の強さを示すマグニチュード 「ToruUshijima HomePage 」
http://www.tama.or.jp/~ushi/research/read.php?n=0307002
上記のサイトに下記の表がある。

今回の地震がM6,5、東海地震の予測がM8、計算としては200倍近い、ということになるのだろう。
ただし、くどいようだが、マグニチュードは震度とは違う。
■防災物知りノート マグニチュード
http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/bousai/earth/mag_set.html
■地震の大きさ
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/jishin-02.htm
■マグニチュードと震度
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kabataf/sindo.htm
■地震の規模を表す量
http://www.jishin.go.jp/main/yoshin3/1-3.htm
マグニチュードは規模、地震を起こすエネルギーであって、震度とは異なる。
マグニテュードが大きいすなわち震度が大きくなる、というばかりでもない。
日本における気象庁の震度は、最大震度7までの10段階。

■震度について 気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/shindokai.html
今回の地震による最大震度は6弱、東海地震で想定されている静岡県での最大震度は7と6強の地域が多い。
<想定震度 > 震度区分に対する面積比率
5強→5% 6弱7→4.4% 6強→18.9% 7→1,7%
*クリックで拡大
■東海地震被害想定 被害想定静岡県
http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/data/pref/higai/data/c00dam.html
■第三次被害想定 各市町別 静岡県地震防災センター
http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/data/pref/higai/data/index.html
■東海地震被害想定
http://www.bo-sai.co.jp/higaisoutei.htm
それにしても、自分自身に新たに刻もうと思う。
甘い。
何がと言えば、身になる感覚が、だ。
報道される、被災地での余震の状況、不安に覚える人々を見ていた。
気の毒に思い、余震も怖ろしいものだ、早く減衰すれば良いのに、と思っていた。
しかし、体験する不安は、簡単なものではない。
当事者になって初めて知る。
周囲の人々、ペットも、その反応は神経質だ。
通常、刺激的な映像を観すぎている。
映像を観てわかったつもりになるのが、一番愚かなことだと気付く。
今回の地震の揺れ方や、防災対策としての準備についてなど、
あといくつか、今回の地震で得たことを記事にしておこうと思っている。
今日の午後3時から3日間は、1割以下。
今日の午後3時から1週間以内では、1割。
地盤のよっては、この規模で震度4から5の場合もあるという。
何故、期間が長くなるほど確率が上がるのだろう。
気象庁が今日発表した資料によれば、駿河湾で発生した以前の同様な地震は、
余震の発生が少なく、すぐにその数が減衰する傾向があるらしい。
余震がもたらす精神的なストレスは、大きい。
各地で震災があるたびに、被災地からそういう声を聞いていた。
今回、体験してみて、身を持って知る。
余震の数が少なくても、次こそ東海地震かという不安もある。
お互いに声を掛け合ったり、気持ちのやり取りが、いかに日頃からも大事か。
*平常時、日本国内のどこにあっても、
内陸でマグニチュード(M)6以上の地震が3日以内に半径50km 以内で発生する確率は0.01%程度、M5以上の地震では0.07%。
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○地震の震源及び規模等
発生日時 平成21年8月11日05時07分
場所 北緯 34度47.1分 東経 138度29.9分 深さ23km
規模 マグニチュード6.5(暫定値)
最大震度 6弱(静岡県伊豆市、焼津市、牧之原市、御前崎市)
発震機構 横ずれ成分を持つ逆断層型(圧力軸は北北東-南南西方向)
○余震活動の状況
8月11日05時07分に発生した駿河湾の地震による余震は、北西から南東に延びる長さ約20km、幅10~15kmの範囲に分布しています。
2日14時までに震度1以上を観測した余震は18回です(最大震度別地震回数表参照)。これまでのマグニチュード4以上の余震は、11日06時13分に発生したM4.0の地震(最大震度2)、11日06時27分に発生したM4.4の地震(最大震度3)、および11日18時09分に発生したM4.4の地震(最大震度2)です。
余震活動は順調に減衰しています。また、今回の地震の余震回数は、内陸および沿岸付近で発生したM6クラスの地震に比べ、少ない状況で推移しています。なお、過去に今回の地震の震源付近で発生した地震においても、余震活動は低調でした。
○余震の見通し
余震は次第に少なくなってきていますが、今後1週間程度は、場所によっては震度4~5弱程度となるような余震が発生するおそれがあります。
○防災上の留意事項
揺れの強かった地域では、降雨や余震活動により土砂崩れなどが発生する危険性が通常より高くなっていますので、作業等には十分注意して下さい。
■2009年8月11日05時07分頃の駿河湾の地震について(第2報) 平成21年8月12日気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/press/0908/12a/200908121500.html
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
昨夜、テレビ番組で深刻そうな表情を作ったアナウンサーが「東海地震は今回の200倍」と話した。
昨日出されていた見解では、ほとんどが、100倍という数字だった。
いずれにせよ、今回の100倍じゃ生きてられないね、
200倍じゃあどうしようもない、と言う知人や隣人との会話が目立った。
100と200、どうしてこんなに違う数字になるのか。
それは、以前から示しているように、マグニチュードの数字が表す単位が
Mが0.2増加すると2倍になるから。
*規模とMの関係について、1増加すると32倍,2増加すると1,000倍とよく聞きますが、
大きすぎて感覚的にわかりにくく、比較もしにくいので、「0.2違うと2倍」と考えるほうがよさそうです。
■地震の強さを示すマグニチュード 「ToruUshijima HomePage 」
http://www.tama.or.jp/~ushi/research/read.php?n=0307002
上記のサイトに下記の表がある。

今回の地震がM6,5、東海地震の予測がM8、計算としては200倍近い、ということになるのだろう。
ただし、くどいようだが、マグニチュードは震度とは違う。
■防災物知りノート マグニチュード
http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/bousai/earth/mag_set.html
■地震の大きさ
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/jishin-02.htm
■マグニチュードと震度
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kabataf/sindo.htm
■地震の規模を表す量
http://www.jishin.go.jp/main/yoshin3/1-3.htm
マグニチュードは規模、地震を起こすエネルギーであって、震度とは異なる。
マグニテュードが大きいすなわち震度が大きくなる、というばかりでもない。
日本における気象庁の震度は、最大震度7までの10段階。

■震度について 気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/shindokai.html
今回の地震による最大震度は6弱、東海地震で想定されている静岡県での最大震度は7と6強の地域が多い。
<想定震度 > 震度区分に対する面積比率
5強→5% 6弱7→4.4% 6強→18.9% 7→1,7%

■東海地震被害想定 被害想定静岡県
http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/data/pref/higai/data/c00dam.html
■第三次被害想定 各市町別 静岡県地震防災センター
http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/data/pref/higai/data/index.html
■東海地震被害想定
http://www.bo-sai.co.jp/higaisoutei.htm
それにしても、自分自身に新たに刻もうと思う。
甘い。
何がと言えば、身になる感覚が、だ。
報道される、被災地での余震の状況、不安に覚える人々を見ていた。
気の毒に思い、余震も怖ろしいものだ、早く減衰すれば良いのに、と思っていた。
しかし、体験する不安は、簡単なものではない。
当事者になって初めて知る。
周囲の人々、ペットも、その反応は神経質だ。
通常、刺激的な映像を観すぎている。
映像を観てわかったつもりになるのが、一番愚かなことだと気付く。
今回の地震の揺れ方や、防災対策としての準備についてなど、
あといくつか、今回の地震で得たことを記事にしておこうと思っている。
私も、生まれて初めての強い地震の恐怖を体験しました。
強い揺れ
地鳴り
食器棚がガシャガシャとおどる音
思い出します。
そして、少しの揺れの余震にも敏感になっています。
今度は東海地震か、と身構えてしまいますよね。
来る東海地震は「こんなものではない」と言う規模のようです。
家屋や家具の支えも要るけど精神的な支えも大事ですね。
とにかく、備えておきましょう。
プチネコさんも、是非点検を!