J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

足揉み人生

2007年12月12日 | 人にぞっこん

午前中から、そぼそぼと雨が降り出し、昼なお暗き様相で仕事や師走の片づけが、しっとりと進んだ。

今冬、いまだ暖房なしで過ごしている。
冷えてくるのも手伝って、肩こりを感じた。

カイロを服の肩に貼ると温まって楽になるので、あまりにひどい時は就寝時に試みるが、実は、熱い。
指先と足先が冷たくなって来ている。
血行不良だな。

少し動かして、首周りや背中のストレッチ。 えいやっ。
あ、そうだ、足をもんでみようかな。

つぼ押しの棒があるので、これを使おう。
どこを刺激すればよいのだったかな。

水野美予子さんの「街角の足もみ人生―居酒屋のおかみさん50歳の起業」という
著書を開く。

冷え性のところでいいか。
指先とかかと、湧泉。。。ああ、タワシで足裏を1,2分こすってあげるとよいのだった。
水野さんが、そう教えてくれた。
今夜は、タワシ療法だ。

この本の帯には、帯津良一さんの推薦文が一部、引用されている。
ちょうど今シーズン、地元の新聞の「窓辺」というコーナーにエッセイを寄せている帯津さん。
東洋医学を早くから取り入れて、体を全体的に見て、精神的にも明るい状態を作り出しながら治療を進めている、あの帯津先生だ。

水野さんは、帯津先生とも縁があり、出版に当たって一文を寄せてくれたのだという。

さすがに、日本におけるリフレクソロジーの草分け。




◎帯津三敬病院 http://www.obitsusankei.or.jp/

◎NPO法人 日本ホリスティック医学協会 http://www.holistic-medicine.or.jp/



足のマッサージは現在様々な手法がある。

つぼ押しは、テレビなどでも痛がるタレントを面白げに映し出すように、かなり強く刺激する。

一方で、水野さんのリフレクソロジーは、心地よい程度の刺激だ。
足の反射区をマッサージする、ゾーン療法。

英国式とよく聞くが、どこで生まれたのだろうと聞いてみた。
実は、120年ほど前、アメリカの耳鼻咽喉科の医師が気づいたのだという。

アメリカ? 少し、意外性に驚く。

耳の痛い患者の、耳と同じ側の足の小指側をさすったところ、痛みが遠のく。
ひょんなきっかけでそのことに気付いてからの研究らしい。

足の裏、甲、それぞれの指、カラダに通じている。

妊婦でも、子どもでも、介護の必要な老人や障害のあるひとでも、安全に治癒力を高める。
水野式、と呼ばれるのは、水野さんが、足もみ人生を始める前に、千人の足を揉みながら研究を深めてきたからだ。

千人。。。。
これは、足もみを教えてくれた師が、独立した足もみの店舗を開業したいと相談した時に示唆してくれたことだ。
更にスゴイのは、水野さんは、それを達成した。

しかも、本の題名にあるように、居酒屋の女将さんとして順調にいっていた50歳で、リフレクソロジーの店舗を起業したのだ。

解剖学や、東洋医学、催眠療法、内観法、呼吸法。。。
起業前に習得したことも、千人揉み中や、起業後も、自分を探し、人を癒す、多くの方法を学び続けた。

水野さんの足揉みは、足を揉むだけではない奥の深さがある。
足を通じて、その人の命を、その状態の中で、いかに十全にできるか。

だから、家族で足を揉み合うような日本にしたい、家でも皆が気軽に出来るように、広めようとしている。




水野さん自身は、起業した、というとおりに経営者でもある。
既に、大勢が学び、店舗を出している。
店に来るように仕向けたいところが、起業家の本音ではないのか。

  そりゃ、きて欲しいけれど、いつもいつもこれるわけじゃないでしょ?
  それに、家族が足を揉んでくれると、心もほぐれる。
  
自らが、夫の糖尿病を少しでも楽にしてあげたいと足を揉んだ水野さん。
師の最後の床でも、足を揉んだ。
不登校の女の子は口を開いたのは、水野さんが足を揉んだ時だった。

介護施設、ホスピス、産院でも、水野式足もみが持ち込まれている。

だから、著書でも「家庭の救急箱」という項目で、不眠や二日酔い、しゃっくり、頭痛、歯痛、下痢、ストレスなど不定愁訴のほか
喘息、夜泣き、つわり、顎関節症など、え、これも足もみで楽になるのかと言う58もの反射区の揉み方を伝授している。

水野さんは、本気で、みんなを笑顔にし、気持ちよくしてあげたい人なのだ。



幼い頃に、マッサージしになりたい、と母親にいった。
しかし、目の不自由な人の職業を奪うようなことはしちゃダメよ、といわれた。
その母が、水野さんが産んだ娘が仮死状態で生まれて来た時、無意識に足を揉み続けた。
ダメだとさじを投げられかけた赤ん坊が、あきらめずに足をさすり続けた祖母の手によって、蘇った。

いくつもの出会い、出来事が、まるで運命の糸まりのように、水野さんの人生を足揉み人生に導いてゆく。

本人は、そう言っているのだが、ここまでの努力は、やはり並大抵ではない。
5年前には、乳がんを患った。その時には、スタッフが足もみをしてくれた。
自分の体で、改めて足揉みの大切さを実感する。

水野さんの足揉み人生は、またもや奥深く、懐深く、厚みを増してゆく。

  足を揉むことが、私の使命。 もう一度生まれ変わっても、足もみをしたい。

笑顔で、水野さんは言う。

著書のあとがきの最後は、こう締めくくられている。

 「 ”さぁ、今からだ”まだまだ続く私の足の道。
    この先にある夢の実現を目指して     」




水野さんの、夢とはなんなのか。

足もみを広めたい。
「家庭内リフレクソロジー」を、もっと、日本の家庭へ。

これは、その一つだ。

帯津先生は、その序文の中で代替療法であるリフレクソロジーの効果を十二分に発揮するためには、
施術者と、施術を受ける人との交流が、キーポイントだといっている。
そして、水野さんのリフレクソロジーには、相手への熱き思いが篭っているのだ、と。


◎水野美予子さんの足もみの店舗「タムタム」のサイト
http://www.tamutamu.co.jp/




素晴らしい静岡人が、協力してくれることになりました。
<お知らせ>
来年1月11日金曜日から、水野美予子さんが答える「足揉みラク楽空間」というコーナーが始まる。

相談がある方は、気軽に是非。
採用された場合には、著書をプレゼントする。
こちらから、どうぞ→http://vp.fmhi.co.jp/web/program/prog2.php?id=9


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2 コメント

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文字化け (mcberry)
2007-12-12 18:20:34
mixiのタイトル文字化けしてました。
マッサージは私も得意です。
銀行員の劇団員に冷え性が多くて
練習前にマッサージしてました。

え?私のが?? (本人)
2007-12-12 20:34:15
mixiは、たまにしか行かなくなったので、分かりませんでした。

マッサージは、ヤッパリしてもらうのが気持ちいいなあ。
でも、やたらにしてあげたくなるときもあります。
自分のその時のエネルギーにもよるね。

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