J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

発掘された日本列島

2011年10月21日 | しぞーかだもんで

 

国内5箇所のみの巡回展である。
日本では年間7000件の発掘調査が行われているのだそうだ。

建築現場で、もしも遺跡が出てきたら。
案外、出てくることが多いのが、困りものでもあるらしいのだが。

それでも、新たな発掘調査で、謎をとく鍵や新しい発見があると、やはりわくわくする。
大きなニュースにもなって、報道される。

今回は、登呂博物館で、日本国内21遺跡の特に注目される出土品約520点を展示。

10月23日日曜には、10時半からと1時半からの2階、学芸員による展示解説も予定されている。
http://www.shizuoka-toromuseum.jp/event/detail.asp?r=36

ついこの間のことが、なかなか分からない。
そこにあったものから推測する。
遺跡から発掘されたものを見るたびに、わたしたちは、一体、本当に進化してきたのか、いつも考える。

 

・ 土偶
相谷(あいだに)熊原(くまはら)遺跡
(滋賀県東近江市・縄文時代 約13,000年前
 琵琶湖の東部,鈴鹿山麓で見つかった集落遺跡。
大型の竪穴建物の中からは,ふくよかな女性の上半身をかたどった日本最古級の土偶が出土しました。

・ 鹿を描いた絵画土器
一色(いっしき)青海(あおかい)遺跡
(愛知県稲沢市・弥生時代 約2,100年前
 濃尾平野有数の大集落で,東日本最大級の規模を誇る大型の掘立柱建物が確認されました。
あわせて,全国で初めての事例となる,赤色顔料で鹿を描いた土器も出土しました。

・ 馬鍬(まぐわ)
稲積(いなづみ)川口(かわぐち)遺跡
(富山県氷見市・飛鳥時代 約1,400年前
 飛鳥時代の川跡から護岸施設が見つかり,そこからほぼ完全な形の馬鍬(馬に引かせて田を耕す道具)が出土しました。
馬鍬の全体の姿がわかる事例としては初めてのものです。

@文化庁
http://www.bunka.go.jp/oshirase_event/2011/hakkutsu_2011.html

 

 

かんとう衣を着て、火お越しをしたり、当時の稲刈りや米搗きをしたり。
大勢のボランティアが、登呂にもいる。

 

登呂博物館で様々な体験学習のサポート、展示の解説、イベントの補助などの活動を行うボランティアを募集します!
登呂遺跡に興味のある方、人と接することが好きな方、ボランティア活動に興味のある方など、ぜひご応募ください!
一緒に登呂博物館の活動を盛り上げましょう☆

募集期間:平成23年10月10日(月)~11月7日(月)
募集人数:20名程度
応募方法:応募用紙に必要事項を記入のうえ、11月7日(必着)までに、返信用封筒を添えて郵送でご応募ください。
(返信用封筒には住所、氏名を記入し、80円切手を貼付してください。)
詳細は募集要項でご確認ください。(添付ファイルをクリックしてください。
※最終ページに応募用紙があります。)
http://www.shizuoka-toromuseum.jp/news/detail.asp?r=26&d=20111021



最新の画像もっと見る

コメントを投稿