柳は緑、花は紅

ありのままのすうざん

最終回、見ましたっ!

2010-06-30 14:06:39 | Weblog
『少女に何が起こったか』

の。

しかも、二度。



うっすらと覚えていたけど、アレでよかったのか・・・?


謎の黒い男・ウツイケン氏の正体も、必ず夜中の12時に怒鳴り込んでくる刑事・イシダテテツオ氏の理由も、血液型の件も解決したけれど、私が主人公だったらば、とてもじゃないけど


納得できんっ!

因みに、本日からは『不良少女と呼ばれて』の再放送がスタート!


最終回といえば、日テレの『mother』も見ました。

何となく内容は分かってはいたものの、あの子役の女の子の演技には泣かされましたよ

あと、少し前にN●Kで放送されていた『八日目の蝉』では、主役の檀れいさんのせつない演技にホロリ。

こうしてみると、只今絶賛上映中の『告白』といい、最近は母娘(子)モノが多いですねぇ。


父子モノも、嫌いぢゃないです。

スギタカオルが恐ろしくカワイイ『パパと呼ばないで』とか、タムラマサカズが二枚目半の『パパはニュースキャスター』とか、ちょっと笑えたし。

映画だと、必ず泣ける『チャンプ』や『クレーマー・クレーマー』もあったし。

ちょっと笑えて、ホロリとさせるドラマが、そろそろ見たいかも。



さて、我が家のmother・ゆくのんですが、介護施設に入所して約三ヶ月が過ぎました。

入所して四日目に、左ひざに水が溜まったり、足がムクんで自立歩行が殆ど出来なくなってからは、脚力の低下とともに認知症が進んでしまった様子です。

認知症の本によると、こうゆう施設に入所したり病院に入院すると、認知症の症状が進む。と書いてあったので、私もある程度は覚悟していましたが、最近では昼間でもボーっとしている事が多くなりました。

つい先日の日曜日には、月に一度の外出で、自宅で家族水入らずで過ごしましたが、ゆくのんはそこが自宅だという事が分からなくなっていました。

一ヶ月前に帰ったときは「やっぱり家はいいなぁ」と言っていたので、かなりショックでしたし、施設と違って自宅では、手すりもないし段差もあるので、兄と「ゆくのんを自宅に戻すのは、もう無理かも」と話しました。

ゆくのん自身の意思ではなく、施設に入所してもらったのには、いろいろな事情があったものの、やはりその姿を見るのは娘としては辛いものがあります。

でも、あのまま大好きな息子のタイ君と自宅にいても、一人になるのが嫌いなゆくのんは、タイ君に嫌われてしまうのです。

老朽化が進んだ実家の団地では、殆どのご近所さん達が、新しい団地に引っ越してしまったので、あのままでは本当にゆくのんは一人ぽっちでした。

そう思うと、やはり施設入所は正解だったとは思うけど、私の気持ちの中からは、どうしても後ろめたさが拭えない。

ゆくのんの面会には、平日に一日、休日に一日の週2日ほど行っています。

ゆくのんの様子を見るのと同時に、洗濯物を取りに行くのです。
施設では、入所者の洗濯物を洗濯ネット一個につき五百円くらいで洗濯してもらえますが、衣替えもあるし、父の洗濯は兄がしていたので、私はゆくのん担当。

面会に行っても、元気が無かったり哀しそうな様子を見ると、私の方も辛くなるけど、他の入所者さんやスタッフさんと会話していたり、ご機嫌だと私の気持ちも楽になります。

本日も、施設に行ってきました。
半年に一度の、要介護認定調査でした。
認知症の介護サービスを受けるに当たって、大変重要な調査です。
その調査に家族は必ず同伴します。

今日のゆくのんは、今日のお天気のように、とてもご機嫌でした


では、父・ケンジ君はと言いますと、毎日好きなモンを食べて、残された人生を謳歌しているとの事。

本当は嚥下障害があるので、流動食のようなモノしか食べられないはずなのに、最近では食欲旺盛らしいです。

タイ君も、もう「これからは好きなものを食べてりゃいいじゃん」と、ある程度は許しているそうだけど「相変わらず野菜は食べない・・・」と、偏食家のケンジ君の食事には少々お困りみたい。

ただ、この間の日曜日に、ぼーっとしているゆくのんをみて、言葉では無く態度で「はやく施設に戻せば」と、非情な事を言ってました。

ま、ゆくのんの方もケンジ君を見て「この人は違うっ」と、自分の夫の顔を忘れていましたから、お互い様かもね。



殆ど引きこもり状態の私の元に、時折、楽しそうな葉書やデートのお誘いメールが届きます。

本当に嬉しいです。涙がこぼれそうです。

この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。