2 コメント

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いや今回もリアルでした。 (瑞祥)
2007-10-14 07:36:20
 今回もなかなかよくできたストーリーでした。また,とてもリアルでした。令状当番で裁判官が夜執務しなければならないこととか,民事事件の本人訴訟で,証拠がないにもかかわらず双方が自己主張を延々としあうこととか。ほかにも民事再生事件や少年事件もでてきましたね。都会の裁判官と違って,地方,特に支部の裁判官は様々な仕事をしていますので,このストーリーほどドラマチックかどうかは別にして,その地域の印象深い事件を数多く担当することになります。言葉が適切かどうかわかりませんが,とても興味深く,また人間くさいものです。
 今回のストーリーの圧巻は,少年事件でしょうが,ドラマのように,少年鑑別所送致を告げた後に逃げられることは実際はほとんどないでしょう。昔はよくあったと聞きますが,私の記憶では,家庭裁判所調査官も手錠を使うからです。でも,トラブルがあったときに,主人公の裁判官が対応に苦慮しおろおろして,庶務課長に助けてもらうところなどは実にリアルでした。こうした経験や地方ならではの多様な事件に接することによって,主人公の裁判官が成長していくのも,裁判官の歩みとして皆似たようなところことがあるのではないかと思います。
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北風と太陽 (ロー生です)
2007-10-29 22:38:59
冷たく厳しい態度で接しても人の心は頑なになるが、その人の問題点、悩みにしっかり目を向け真摯な態度で接することが大事なんだなと思いました。悪態をつかれて腹が立つこともあるのでしょうが、裁判官には大人の対応が求められるのだな、と。少年審判は、いかにして少年が立ち直るか、少年が幸せになれるかを模索する場としてとても素敵ですね。実際にはなかなか気持ちが通じないことも多いのでしょうが…
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