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八分の五の刑 (廣野秀樹)
2007-03-17 00:15:38
検察の求刑に対して八分の五の量刑と言うことになりそうです。テレビでの被告人の態度とか見ていると、あるいは求刑を上回る判決も出るのかと考えていたのですが、これだと何が事実であったのかよくわかりません。
 相場的にはそれでも重いらしいですが、だとすればそれだけ検察が盲目的にふっかけていたことになりそうなので。結局、主張に対する十分な立証も出来ていなかったことになるのでしょうか。
 どうもすっきりしない判決です。
 
 
 
検察的な裁判 (BlueApple)
2007-03-17 11:56:54
結論の是非については証拠関係を見ないことには何とも言いようがありません。ただ、報道による限りは、非常に微妙な争点であったと思います。

残念なのは、恐らくこの裁判では、その実務の取扱いの違法性に迫るというといよりも、宮内氏ら側近が違法性を認識して堀江氏にその旨伝えていたという調書が既に固められていて、その信用性の有無が主たる争点になっていたようであることです。そういうところに、検察の「事件の作り方」の巧みさを感じます。弁護側も大物ヤメ検ですから、すべて「検察的」な印象を受けましたね。

堀江氏が朝日新聞のインタビューで「あの人(宮内前取締役)、たぶん違法だと思ってないと思う。だけど認めちゃうんだったら全部もう認めちゃえと。頭下げたほうがリスクが低いと判断していると思う。」と話していましたが、大体真実はコレ位のところで、恐らく宮内氏は猶予付きになるでしょうから、ほとんど実態は司法取引に近いものがあるなと感じます。

実刑になったのは意外ではありますが、まあ有罪なら「想定の範囲内」ではありますね。求刑の八分の五にしてあるのは、それ相応の意味があります。
 
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