枯れ始めた草叢の中に、群れて咲く山野草は「ノコンギク」と言うらしい・・・単純な色合いながら、ほのぼのとした雰囲気を見せている。
未清掃のところ とりあえず清掃済みのところ
１２月である。
一時（いっとき）、冷え込んだ１１月であったが、１２月に入ってからは、案外、暖かな気配を見せている。
この気配に誘われて、寒さで怠けていた、屋敷内（庭と言うには余りにも無秩序で・・・）の落ち葉掃きを始めた。
落葉が積もり、雨が降り、また落ち葉が積もり・・・と、まるで、庭中が「堆肥」製造所になったかのようなところを、お得意のイイ加減さをもって、大まかに熊手で掃き寄せた落ち葉を、庭木の根元に敷いたり、屋敷の片隅にあるゴミ捨て場兼自然堆肥製造所（ただ、積んで放置しているだけ）に集めたりして、ともかくも、気分的にさっぱりと仕上がるには、午前８時あたりから始めて、３時間余、かかってしまった。
下手な運動をするより体力を使うから、まず、腕、それから腰が痛む。
だからと言って、もう当分、落ち葉掃きは無い・・・という訳にもいかないもので、掃いている後から、はらはらと舞い落ちてくるのだから、「いたちごっこ」なのであるが、まぁ、この場所に住んでいる宿命（大げさ？）と思う事にしている。
明日、天気が良ければ、雨樋の掃除もしたい（悪ければしないという事で・・・なんだか、雨になりそうだから、当分、しないかも・・・ね）。
母の３回忌（命日は１２月７日）が終わって、とても、解放されたような気持ちがする。
一周忌には、それらを買ったり使ったりしていた母に、申し訳ないようで処分できなくて、まだ残している多少の遺品（雑品）を、少しずつ、片づけようという気になってきた。
私は、多分、普通の人より、人間的な情が希薄だから、物に対する思い込みも少なくて、割合、簡単に捨てる事が出来るが、ただ、母の何の利用価値もない品々を処分しながら、こんな無駄（のよう）な買い物に心を癒していたのだろう母の気持ちが切なくて、しばし、捨てる手が止ったりした。
その思いから反省し、今の私は、必要品しか買わない（持たない）をモットーとしている。
何と、下着類に至っては、ここ１０年、新品を買った事が無い・・・そう、故郷に戻る時、もう着られないと思う物は、大分、捨てて来たのに、まだ、箪笥の肥やしになっていたもので１０年まかなえたという事は、私も、無駄な買い物をしていたのだ。
でも、さずがに、物によっては、新品を買う必要性も見えてきた・・・近々には、買わねばと思っている。
てな、どうでもイイ事を、午後から考えながらブログを書いている（腰が痛むから動きたくないので）。
若しかすると、このブログが、一番無駄（
）なのかもしれないなぁ・・・何て事も考えたり・・・
一枝、手折ろうとしたが、止めてきた・・・やはり野に置け、山野草・・・と思ったから・・・です
こんばんは、
太宰治は、
「甲斐無い努力の美しさ」と言っています、
落ち葉掃除もそんなものですね、
おっしゃるように運動にもなりますし、
私も好きです。
能代の実家の空き地もそうでした・・・（笑）
我が家はまだ時々・・・・散らばります・・・今年は温かいような気がしますね・・・(^^;)
でも、昨日の大風でようやく散ったようです（笑）
下着の話に思わずうんうん、と（笑）・・・買うことが癒しの一つでもある・・・・・・なるほど・・・
母の服を眺めてると、今は着れもしない贅沢な服が後生大事にしまい込んである・・・これねぇ・・・くれるから着たらいいと言われてもね・・・（苦笑）サイズが・・・
どうしたもんじゃろうのぉ・・・と、今から思いあぐねてます・・・着物は何とかワタシが始末する気でいますが・・・これも寸法が合わないから、ワタシは着れそうもないけど・・・
母はご褒美で自分に買う事が楽しみであったようです。
ワタシは自分に何気に縫うのです・・・(^^;)
伊豆様に合いそうな・・・何か・・・ないかなぁ～と・・・何気に頭の中で探してもいる・・・そういう楽しみ・・・いいでしょ？（笑）って、、、なんのこっちゃね・・・（笑）
他愛の無い話でした・・・(^^;)
おはよう・・・です
「甲斐無い努力の美しさ」・・・ありがとうございます、どこかで認められたいイヤシイ心が、この言葉で癒されますね。
今日は、何だか寒くて・・・多分、雨樋掃除は繰り延べになるでしょう。
寒い（と言っても、基準は伊豆ですが）朝です。
ｋｙｏｎ様のお母様の持ち物ならば価値のあるものでしょうが、我が母のものは、「安物買いの何とやら」ですから、子供が必要ないならば、もう、捨てるしかないのですね。
「後悔、ご先に立たず」ですが、母が物では無く、旅であっても良し、習い事でも良し、自分自身を豊かに出来る事にお金を使っていれば・・・なんて思うけれど、母の世代（大正９年生）では、自分はさて置き、家族の事が先で、その余りで自分を慰めているしかなかったのでしょうね。
kyon様のように、端切れを前に、あれこれ思い巡らすのは、とても創造的です。
何時までも続けて欲しい事だと、思いますよ。
その内、我が手元に、小包が届いたりしてら、もっと、素敵です（欲張っていますピヨピヨ）