今月の初めより、境内において季節に合わせた和歌を紹介しております。
4月~下旬~
七重八重 花は咲けども 山吹の みの一つだに なきぞあやしき
~兼明天皇(後拾遺和歌集)
歌意:山吹の花は七重に八重に咲くけれども、実が一つもならないというのは実に不思議なことだ
「ヤマブキ」の語源は、「山振り」が訛ったもので、山吹の枝がそよ風に揺れる様子から名づけられたと言われます。その鮮やかな色は「山吹色」として親しまれていますね。
また山吹には二種類があり、実を結ばないのは八重山吹のほう。
「実のならぬ木」、「輝く葉を持つ木」、昔の人はこのような植物の特質を神の「しるし」とみて神聖視してきました。
今境内にも、きれいな山吹が咲いていますよ――
4月~下旬~
七重八重 花は咲けども 山吹の みの一つだに なきぞあやしき
~兼明天皇(後拾遺和歌集)
歌意:山吹の花は七重に八重に咲くけれども、実が一つもならないというのは実に不思議なことだ
「ヤマブキ」の語源は、「山振り」が訛ったもので、山吹の枝がそよ風に揺れる様子から名づけられたと言われます。その鮮やかな色は「山吹色」として親しまれていますね。
また山吹には二種類があり、実を結ばないのは八重山吹のほう。
「実のならぬ木」、「輝く葉を持つ木」、昔の人はこのような植物の特質を神の「しるし」とみて神聖視してきました。
今境内にも、きれいな山吹が咲いていますよ――