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春の戯言Ⅱ その9

2019年04月25日 | ブログ
補選結果

 「安倍政権大打撃の補選二連敗」などという見出しが躍っていたが、今の所、自民党にはそれほどの打撃を受けたという危機感があるとは思えない。もともと沖縄は辺野古反対派が勝てる。辺野古反対を呪文のように唱えておれば念願の代議士先生にさえ成れるのだから、当選した人には結構な世の中だ。

 恐らく、ご本人も自分が当選しても辺野古の埋め立てが止まることなどないことは分かっている筈。それでいて反対を公約的に掲げて選挙を戦うなど詐欺のようなものだと思わないのだろうか。

 20年も前から普天間基地の廃止が決まっており、その代替として、万が一にも住民を事故に巻き込みにくい海上滑走路を選んで始まった辺野古基地建設。確かに美しい海に基地は相応しくないことはそうだろうけれど、日本列島の大型工業地帯だってその海を埋め立てた所ばかりだ。議論を重ね当時の沖縄県知事もいろいろな条件付きで承認していたものを、政権交代で常識欠如の総理大臣の出現で卓袱台返しが起こってしまっただけの話。

 その民主党政権の3年間の政治の有様から、相対的に益しと映り延命している総理が居る。安保法制の実績は認めるにしても、庶民のための内政、懸案の外交に何の実績も上げてはいない。さらに平気で嘘をつくと言われる総理大臣が1強とか、安定政権とか、外交の天才などとおべっか、べんちゃら、追従、忖度の取り巻きに囲まれて、内政が不興になると外遊に出かけ、外交交渉がうまくゆかないと被災地訪問。あらゆることが進展しないまま。そしてあれだけ願っているように見えた総理になっての靖国参拝も見送りばかり。何で中国や韓国に阿る必要があるのか。主体性の無さは隠しようがない。小泉さんなど財界から文句を言われても靖国参拝を続けた。結果却って中国人からも尊敬されたと聞く。

 地方創生に、少子化対策、女性が輝ける社会に一億総活躍、働き方改革と一体何に重点を置いてやりたいのか分からない。聞こえの良いフレーズを垂れ流すだけ。それでいて人手不足と言いながらながら労働者の賃金は上がらず、さらに外国人を大量に迎え入れるという。賃金を上げたくないだけの財界に寄り添っている。

 中国人などすでに100万人くらい住んでおり、留学生も海外からの留学生の中でダントツの11万人と聞く。財政難で消費税増税、国債乱発のこの国で、何で反日の巣窟中国から留学生をこんなに多数受け入れなければならないのか。

 中国の怖い所は法律で、海外に住んでいる中国人にもその住居を本国に知らせておく義務を課していること。日本に住んでいながら中国共産党の管理の下にあるのだ。

 中国では、中国を訪れていた日本人を「スパイ」として拘留する事がある。自国で観光客の中にさえスパイを紛れ込ませているから他国も同様のことをやっていると考えるのだ。

 大阪12区の補欠選挙の維新の勝利も官邸は織り込み済み。安倍さんが応援に入っても小泉さんの街頭演説の時のような盛り上がりはない。却って反発を買っただけではなかろうか。内閣支持率が50%あるというけれど、積極支持派は既得権者に限り、「神輿は軽くてパーがいい」と彼らは陰でほくそ笑んでいるだけに見える。







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