泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

奈良大和路の花の見どころ 「馬見丘陵公園のダリア」

2018年10月16日 20時07分47秒 | 散歩

馬見丘陵は、奈良県香芝市・広陵町・河合町など2市3町に跨る標高70m程度の東西約3km、南北約7kmに及ぶ低い丘陵地です。この丘陵は、馬見古墳群のエリアと一致し古墳の集積地となっています。古墳好きな方には、お薦めのスポットです。

「奈良県営馬見丘陵公園」は、この歴史と文化の遺産やすばらしい自然環境を県民の憩いの空間として、広く活用してもらうことを目的に整備された公園で入園は無料です。

今、「馬見丘陵公園」のダリアが満開を迎えています。

今回は、奈良大和路の花の見どころ「馬見丘陵公園のダリア」を紹介したいと思います。

奈良県は、ダリアの球根生産量が日本一です。北エリアの「ダリア園」では秋になると、約120品種1,000株のダリアが一斉に咲き誇ります。ダリアやコスモスなど約20万株の花々が咲き乱れています。ダリアの開花する場所は、北駐車場近くの花見茶屋エリアです。約120品種、1,000株のダリアを観賞することができます。
花の大きさが30~40cmにもなる「エモリーポール」をはじめ、奈良県内で作出された「奈奈」のほか、草丈が4~5mもの高さになる「皇帝ダリア」など、さまざまな種類を楽しめます。
ダリア園の見頃は例年、10月上旬から11月上旬にかけてです。今丁度見頃で、今年も見事なダリアを見ることが出来ました。また、コスモスなどの花も綺麗でした。

園内では四季折々の自然を満喫でき、春には桜やチューリップ、夏にはバラや花菖蒲、ヒマワリ、秋にはダリアやコスモスなど色とりどりの花が咲き誇ります。

「馬見丘陵公園」は、明日香村からは車で40分位の所です。四季折々の自然を満喫でき、飛鳥とは趣きの違う風景を見ることができ、春と秋には、弁当持参で行く大和の素敵な場所ですよ!

                             

 

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第10回  「高取かかし祭り・2018」

2018年10月08日 20時33分04秒 | 散歩

奈良県高取町土佐町なみ一帯および市尾墓山古墳において、2018年10月1日(月) ~ 2018年10月31日(水) の期間に、「高取かかし祭り」が行われています。

今回は、第10回 「高取かかし祭り・2018」の様子を紹介したいと思います。

日本一の山城「高取城」の城下町として栄えた高取町は、昔からの町家が多く現存し、その当時の佇まいを残しています。

この町並の佇まいをひとつのテーマパークに見立てて、開催されるイベントが「町家の案山子(かかし)めぐり」です。

「高取かかし祭り」には、田園の案山子から変身した子供やおばあちゃん、七福神そして古代人の案山子などが一杯います。

例年と違っているのは、今年初参加の「市尾墓山古墳」に古代人の案山子などが飾られていることです。「市尾墓山古墳」は、国指定史跡で長さが約70m、高さが10mの前方後円墳です墳丘は二段に築かれ、周濠と外提をあわせると全長100mの規模になります。

築造された時期は、出土遺物などから6世紀初めごろと考えられえます。古墳時代後期を代表する貴重な古墳で、当時この地域に権力をもった豪族が葬られていたと考えられます。

「案山子と古墳」不思議な組み合わせでしたが、とてもユニークなアイディアで楽しませていただきました。残念なのは、土佐町なみの案山子の数が少なかったのが惜しまれます。

「高取かかし祭り」は、明日香村の稲渕で行われた「案山子祭り」とは、趣の違った町家の「案山子祭り」です。

秋の一日、明日香村(稲渕)や高取町の「案山子」巡りをされてはいかがですか!

                                                   

 

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「斎王」に出会う伊勢路

2018年10月02日 16時13分10秒 | 歴史

国営飛鳥歴史公園のボランティア活動で普段活動されている歴史が大好きな皆さんと一緒に先日、三重県明和町にある「斎宮跡」等を巡ってきました。

今回は、「斎王」に出会う伊勢路を、紹介したいと思います。

いつもは、飛鳥でボランティア活動やガイド等を行っている国営飛鳥歴史公園の「歴史サークル」の皆さんですが、今回は、研修の一環として三重の方まで約50人位で貸し切りバスを借りて研修に行ってきました。

(行程) 明日香村ー斎宮歴史博物館ー斎宮跡歴史ロマン広場ー伊勢神宮ーおかげ横丁ー明日香村

「斎宮跡(さいくうあと)」は、古代から中世にかけて設置された斎宮(斎王の居住した宮殿と、役所・斎宮寮)を中心とする遺跡です。斎宮は「いつきのみや」とも呼ばれ、斎王の宮殿と斎宮寮(さいくうりょう)という役所のあったところです。三重県松阪市と伊勢市にはさまれた多気郡明和町に所在します。近鉄山田線「斎宮駅」から徒歩ですぐの場所です。「斎宮寮」は、伊勢神宮の祭祀を行うために皇室から派遣された斎宮が執務した場所です。斎宮は、天皇の代替わり毎に交替し、南北朝時代まで続いたとされています。斎宮跡は、伊勢神宮から約15km離れており、都と伊勢神宮を結ぶ伊勢道のルート上に位置しています。斎王制度は、約700年前の後醍醐天皇の時代に途絶えてしまいましたが、斎宮跡(昭和54年国史跡指定)は、東西2km、南北700mの広大な遺跡として、今も地下に眠っています。

 出土遺物は、土製の飾馬、三彩陶器、緑釉陶器以外に、土師器や水司、膳司、殿司など役所名を墨書した土器も発見されています。遺物は、古里地区の「斎宮歴史博物館」に収蔵・展示されています。

「斎宮歴史博物館」は、国指定史跡斎宮跡の一角に建つ県立の博物館です。「斎宮」の歴史を紹介するため、伊勢神宮に使えた未婚の皇女・斎王(さいおう)の役割や、当時の斎宮の様子などを資料や模型、映像を使って分かりやすく紹介しています。博物館では、映像と学芸員さんの詳しい説明を受けました。

国史跡「斎宮跡」は、、その規模は、東西約2キロメートル、南北約700メートルに及び、約137ヘクタールもの広大な面積を有します。
昭和45年(1970年)に始まった発掘調査によって、「幻の宮」とされてきた斎宮の解明が進んでいます。そして、国史跡に指定された昭和54年(1979年)以降は、調査だけでなく、史跡「斎宮跡」を守り伝えるために、史跡を整備し活用していくことも重要な課題となっています。この「斎宮」は天照大神の御杖代として、代々の天皇ごとに伊勢に派遣されていた「斎王」の御所であるとともに、その事務を取り扱った官人の役所でした。かつて斎王が住んだ宮跡といわれ、近くから関係遺跡が発掘されました。斎王は、天皇に代わって伊勢神宮に仕えるため、天皇の代替りごとに皇族女性の中から選ばれて、都から伊勢に派遣されていました。

斎王の宮殿である「斎宮」は、伊勢神宮領の入口に位置し、都さながらの雅な暮らしが営まれていたと言われています。
地元の人々によって神聖な土地として守り続けられてきた「斎宮跡」一帯は、日本で斎宮が存在した唯一の場所として、皇女の祈りの精神を今日に伝えています。

現在、「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」として、「日本遺産」にもなっています。

 「斎宮跡歴史ロマン広場」では、地元のボランティアガイドさんによる案内のもと、復元された建物や史跡斎宮跡を1/10のスケールで縮小した公園を案内していただきました。建物は、平安時代前期(9世紀)の復元建物3棟(正殿・西脇殿・東脇殿)を、発掘調査で発見された位置そのままに再現しています。
公園の東側では、奈良時代の終わり頃に造られた碁盤目状の区画、方格地割が再現されていました。

 また、「斎宮歴史博物館」前にある塚山古墳群は、斎宮以前の古墳時代、博物館のある一帯には小さな古墳が群集して造られていました。博物館正面の1号墳、南東の2号墳、道向かいの林の中に3号墳が整備されています。

「斎宮跡」見学後、伊勢神宮にお参りしました。平日にもかかわらず、多くの方が参拝に来られていました。参拝後、江戸期から明治期の伊勢路の建築物を移築などで再現した「おかげ横丁」を散策し名物の赤福を買ってきました。

  今回、あまり知らなかった「斎王」関係の研修は大変勉強になりました!

                                            

 

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飛鳥の 「彼岸花のある風景」

2018年09月29日 20時33分51秒 | 散歩

奈良県明日香村稲渕地区を中心に行われた「彼岸花祭り」(9月22日・9月23日)も、天候が心配されましたが無事終了しました。稲渕地区は、県下有数の彼岸花の名所でも知られ、当日も多くの方が来られていました。

今回は、飛鳥の「彼岸花のある風景」を紹介したいと思います。

彼岸花は、文字通り秋のお彼岸前後に見頃時期を迎える素敵な花です。日本では秋の花として親しまれる彼岸花は、別名「リコリスや曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれ、日本特有の「彼岸」の時期に咲く花として知られています。

明日香村においても、9月の中旬ころから村内のあちらこちらで彼岸花を見ることが出来ました。現在は、彼岸花はほぼ終わりに近づいていますが、山ての奥飛鳥に行くとまだ見ることが出来ます。

今回は、飛鳥で好きな彼岸花のスポットを紹介したいと思います。

棚田百選にも選ばれている「稲渕地区」・都塚古墳のある「坂田地区」・「細川谷」周辺・「檜前(ひのくま」周辺・「豊浦」地区・「橘寺」地区等で彼岸花を見ることが出来ますが、今年は、特に飛鳥寺周辺の彼岸花が綺麗でした。

のどかな里山を散策しながら、彼岸花と稲穂がゆれる棚田を楽しむのもいいものですね。昔懐かしい日本の秋の風景が、この明日香村にまだ数多く残っていますよ!


                              
    

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「飛鳥光の回廊・2018」

2018年09月24日 20時27分38秒 | 散歩

明日香村内が光に包まれる「飛鳥光の回廊」が、明日香村において9月22日(土)・23日(日)18時より開催されました。

今回は、「飛鳥光の回廊・2018」の様子を紹介したいと思います。

天候が心配されましたが、9月22日(土)・23日(日)とも「古の都・飛鳥」がろうそくの優しい灯りに包まれました。
飛鳥寺・岡寺・石舞台古墳などがライトアップされ、ろうそくの光の回廊で繋がれました。幻想的なイルミネーションに彩られた飛鳥の秋夜を、多くの方が各場所において楽しまれていました。

今年は、飛鳥寺・岡寺の光の回廊を見にいきました。

飛鳥寺では、地元劇団「時空」さんによる寸劇が行われました。いつもは閉まっている本堂の扉が開けられた飛鳥大仏の前で、日本最初の本格的な寺院である「飛鳥寺」を造営するという内容の劇でした。

実際の場所で行われた寸劇は、短い時間でしたが、とても分かりやすい面白い寸劇でした。

岡寺では、大変多くの方が参拝に来られていました。和傘・ロウソクの光と共に、ライトアップされた三重塔の景色はとても幻想的でした。

他の所では、幻想的なイルミネーションに彩られた中、雅楽や琴と尺八の演奏などが行われていました。今年も飛鳥の秋夜を、充分楽しむことが出来ました!

                         

 

 

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