笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

干渉波療法

2007-03-29 00:12:20 | 診療機器
久しぶりの書き込みです。今日は整骨院で使用している干渉波の機械の原理について説明させていただきます。なお、文章は我々が通称「ステレオ」と呼んでいる「ステレオダイネーター」からの抜粋です。


干渉波療法とは

干渉波療法は、オーストリアのウィーンで1950年代半ばにHans Nemecにより開発された比較的新しい療法です。
干渉波療法という名称は2つの電流が互いに干渉しあうということからきています。
干渉波療法は皮膚の電気抵抗を下げるために、比較的高い周波数(通常4KHz~5KHz)を使用しています。周波数の異なる2つの電流、又は位相のずれた2つの電流が生体内で交差すると交差点における振幅の重ね合わせにより新しい周波が生みだされます。
この新しい周波のうねりが干渉波と呼ばれるものです。
干渉波療法では、生体内の深い部分へ電流を到達させるために、皮膚の電気抵抗が低い、比較的高い周波数(通常4KHz~5KHz)を使用しています。


ということは、
実は干渉波の効果は体に付けた端子と端子の間に発生した合成されたうねりにより効果を発揮するということになります。

が・・・

実際は、凝りや張りのあるところに端子を付けています。実際はその方が、患者さんは気持ちが良いからです。

でも、干渉波が発生している部位にも筋肉は存在しているわけですから、こういう付け方でも間違いではありません。

まあ、そんな訳で次回は、「ステレオ」についてご説明させていただきます。