伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

本谷川釣行(2009.08.02)

2009-08-02 | 狩野川水系
 甲子園出場を目指して頑張っていた雄登とkidの先輩である野球青年、3年生の彼は最後の甲子園チャレンジなのだが、予選で相手は常葉菊川と強豪で残念ながら負けてしまった。野球部の場合夏の甲子園が終わった時点で引退となり練習に明け暮れて釣りに行く暇が全く無かったので是非とも渓流に行きたいのでと言うので今回kidと共に同行と成ったのです。

 野球青年のバイトが終わるのを待っての0730kidの家で2人をピックアップですが朝降り始めた雨が本降りに成っていました。入る川の選定はkidに任せていたので彼が希望する吉奈川へ向かったのですが到着の時には土砂降り状態。それでも川は未だ笹濁りだったので2人は仕度をして東府屋の少し下流から川に入って行った。私はゆっくり仕度をして歩の側本流への出合少し上流のR414の橋下へ行ったが私が川に入った時には既に濁りがかなり入っていた。それでもらしき所にトラウトチューンを通したが反応無し。何とか遡行出来そうな位の増水でしたがこのまま遡行しても良い結果が期待出来ないのでしつこく攻めていると何かがヒット、カワムツでした。
 諦めてMyキャラバンに戻ると彼らも諦めて戻って来ていまして、結果を聞くと野球青年がナイスサイズを1バラシとの事で濁り増水で諦めたとの事。
 吉奈川を諦めて持越川へ移動。雨の持越川、多少の増水ならば大丈夫と言うよりむしろ良いのですが、青菜橋の所に到着時点では笹濁りだったのですが雨が土砂降り状態だったので少し様子を見ようという事で一先ずは持越鉱業辺りまでMyキャラバンを走らせて川の様子を見ると流入している沢から真っ茶色の濁りがゴウゴウと入っている。青菜橋へ戻るとやはり川は真っ茶色で先ほどよりかなり増水してまして流石に「雨の持越川」でもこれでは釣りに成りません。

 予報によると午後からは雨が弱まる様なので一先ず昼にして濁りが取れるのを待ってからもう一度来てみようという事でコンビニまで戻り食料調達で少し早めの昼食。そのまま待つのも難儀なので彼方此方見て回る事にしてMyキャラバンを走らせる。先ずは猫越川の上流でどういう訳か今まで行った事が無く今回初めてでしたが、渓相は良い感じですがやはり濁りが入っていてダメでした。

本 谷 川
 猫越川を渡り落合楼方向へ走ると狩野川本流を渡る橋が在るが本流を覗き込むと意外に濁りが入っていない。ならば浄蓮の滝より上流の本谷川ならばとR414を天城峠方向に走るのだが本谷川もこれまで入った事が無かったので入渓点が解らないが当てずっぽうでイノシシ村の所から脇道を下ると見事にビンゴ、「桐山わさび田」の所で入渓が可能で駐車スペースも有りでした。川の状態はと言うと水色は笹濁り、多少増水しているものの遡行に危険な程では無いので早速入渓です。雨は霧雨程度まで治まっていたのでウエーディングジャケットを着るか迷ったが、万全の態勢で臨む殊にです。
 若者2人は入渓点から上流に遡行を始めたが私は少し下って橋下のらしき所をやってみたものの残念ながらノーバイトでしたが、じっくり攻めている野球青年に追いついて直ぐ後ろからキャストしてこんな感じの所で

 

がヒットしました。

 私のヒットを見て若者2人は俄然やる気を出してガンガン攻めて遡行して行く。後から追っていく私に獲れる魚が残っていない位にしっかり攻め尽くして遡行して行ったのでした。わさび田の最上流部辺りにさしかかった位に雨脚が強まってきた。初めて入った川で先の様子が解らないので先への遡行は危険と判断、2人に退渓を指示してワサビ田で収穫をしているご主人にお願いをしてワサビ田を通らせて頂き退渓しました。帰り道、2人の釣果を聞くとkidがつ抜け、野球青年は8との事で悪条件ながら久々の渓流を楽しめた様で何よりでした。
 サイズは今一つながらグッドサイズも混じった様でしたが、「雨だからこれだけ出たけど、普段はかなり厳しいだろうな。」とkidの言葉通りけっこうショートバイトでバラシも多かった様で、お利口さんの魚達のが住んで居るようです。


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