伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

伊豆東海岸ランガンエギング釣行(2008.10.04~05)

2008-10-12 | 伊豆の海
 狩野川がクローズに成り、10月は河津川の予定で鵜殿さんと一緒に釣行する事に成っていた。「イカ釣りはどうも解らん。」とエギングを苦手としていた鵜殿さんが釣り関係の仕事でどういう訳かエギング教室のインストラクターをやってから何故かエギングに燃えています。「夜行くからイカやってから河津川に行こう。」でした。

タイドグラフはこんな感じ。

 

 Myハウスに鵜殿さんが到着したのが2000でMyキャラバンに渓流タックルとエギングタックルを積み込んで車中泊の構えで出発です。
 先ずは伊東港、kidが夕方から鵜殿さんを待ちながらシャクっている所へ合流で白堤根本付近の小堤のポイント⑨です。伊東港に到着して仕度をしているとUra-Zumiさんから電話が入り「本当に久しぶりにイカ釣りに出掛けて来たよ。もうすぐ伊東港だよ。」「ホント、久しぶりだね。白堤の小堤にいるよ。」で久しぶりに一緒にシャクれる事に成りました。
 kidが水曜日、木曜日の2日間で合わせて500gを頭に11パイ獲ったとの事ですが、この日はダメの様です。鵜殿さんはkidの隣でシャクり始め、私は先端の様子を見に行ったのだがkidが教えてくれた通り、エビ網が新しいテトラの前はエビ網が入っていてシャクるのはNG。エビ網が入っていない先端側はエギンガーさんや泳がせさんがびっしりで入る余地が有りません。仕方なくポイント⑧でエビ網越えで2~3シャクりなら出来るので気を付けながらシャクっていたが深追いすると漁師さんに迷惑を掛ける事に成るので数投で断念。小堤に戻るとUra-Zumiさんが到着していて3人並んでシャクって居たので私はみんなと話をしながらまったりモードです。3人共に当たりは有るようだが乗りません。鵜殿さんは水面まで出たのに離されたり、ジェット噴射で抵抗されたのにフッと放されたりで獲れずで地団駄踏んでました。2200頃になり当たりは有るものの獲れずでそろそろランガンをスタートさせようかと言う事で移動です。Ura-Zumiさんは次の日仕事が有るので戻りながら北へ移動するとの事でお別れ。kidは明日ボートで伊東湾に浮かぶとの事で家まで送って別れて鵜殿さんと2人で南に向けてランガンスタートです。

 昼間仕事の途中で川奈のイルカ浜の堤防を見た時釣り人がいっぱいだったのでパスして赤沢港まで移動。駐車スペースに車がいっぱいで一応堤防を見に行ったが案の定釣り人がいっぱいでテトラの方も埋まっていて入れる余地が無く断念。北川港はポイントが極少なので無理と判断してスルーで稲取港まで移動して内側の白堤防先端まで一気に移動と成りました。稲取港内側白堤防先端には先行者無しでした。しかし、2人で丁寧に探るも当たりも無しでした。風が西なので外側の堤防内側はパスしてランガン続行。エビ漁の漁師さんが書いた「夜釣りするな!」の看板が出ている見高港は当然スルーで河津川河口に近い谷津漁港(下河津漁港)も駐車スペースに不安が有ったのでスルーで結局白浜漁港(板見漁港)まで移動してきた。釣りビジョンなどでも紹介されていたし、一昨年の晩秋に良い思いをした漁港である。この辺りで明日の河津川はどっちでも良いかななムードが漂い始めて、朝間詰めのエギング濃厚な感じです。堤防先端には先行者で、ムツを狙っているとの事だがあまり芳しく無い模様です。西からの風が回り込んで横からの風だがあまり強くないので何とか成りそうである。堤防から外側に向かって並んでシャクるが釣れるのは海藻ばかりですが切れて来るので良しとするが、当たりは無いのが残念。しばらくシャクってから当たりが出ないので私は堤防の低い所へ下りて、先端方向を探って見るがこちらも反応無し。再び元の所へ戻り数投した処で当たりは判らなかったがシャクりで乗ったアオリイカ。今回は鵜殿さんに頂いた画像で小さいイカな上にまずい顔出しの画像です。

 まっ、200gチョイってとこですな。

 やっと回遊してきたかと思ったがその後は全くで、単発でした。その後当たりが出ずで移動。外浦は夜釣り禁止なので犬走り島堤防まで行って堤防をウロウロで電気浮きでムツを狙っている釣り人にお声掛けしたりで「ムツはダメだがアジが・・・」との事でアジが居るならアオリもとばかり期待が高まるがビューっと冷たい風が吹いてきて「寒っ!」てな訳ですごすごとMyキャラバンにで撤収。朝間詰めの板見港に賭けようと板見港に戻り仮眠する事にしたのが確か0430。

 渓流釣行の為に毎週日曜日の0530にセットしてある携帯のアラームが鳴って、やる気満々の鵜殿さんは堤防へ、私は起きれずうだうだしていて堤防に行ったのは0600近く成ってしまい、その時に撮影した朝日がトップの画像です。堤防には先端に籠師が居まして2番手にジギンガーさんで3番手に鵜殿さんで私は一段高い所に陣取ってスタート。その時の雄姿?を鵜殿さんが撮影してくれたのでアップしときます。



 この直後に鵜殿さんが遂にアオリをキャッチ。状況的には毎回海藻がちぎれてカンナに掛かって来る位にボトムを丁寧に探っていた処、グッと持っていく当たりが出て聞き合わせで乗ったとの事です。検量の結果は0.8Lb(0.8×0.454=0.34g)ありました。鵜殿さんから画像が頂けたので顔出しお付き合いです。

 

 鵜殿さんが1パイ獲った事またまたで期待が高まったがここでも続かずで、犬走り島堤防に移動。堤防には釣り人がいっぱいでシャクる所が在りません。岸寄りのシャローとのブレイク付近でシャクってみたが反応無し。堤防が島にぶつかる所で見えイカを発見で鵜殿さんは小さいエギをチョイスしてイカの反応の仕方を見てエギのアクションを研究しています。イカ釣りは苦手としていた鵜殿さんだが餌釣りからバス、トラウト、オフショアのルアー、フライまでマルチにこなすエキスパートアングラーですからイカの反応の仕方が解ってきたとみえてポンポンとチビイカを掛けてヤマシタのイカ〆ピックのグリップで計測してはリリースしている。ヤマシタではグリップの長さ12㎝以下の胴長のアオリイカはリリースする事を提唱しているのでそれに習っているのだが、なかなかキープ出来るサイズが出ないのが残念。2~3バイ獲るとイカの方も警戒してなかなか抱いてくれない。犬走り島堤防を一通りシャクってから移動できた道をデイエギングしながら戻るが北東風が吹き始めたので立ち寄ったポイントは須崎港、稲取港ですが、須崎は見ただけでスルー。稲取港は外側の堤防から内側を攻めるが横からの風で釣り辛いが鵜殿さんが堤防際にエギを沈めてシャクり上げて付いてきたコロッケを掛け、私は岸際のブレイクラインを平行に探って付いてきた3バイの内1パイを掛けたがコロッケでした。鵜殿さんにブレイクラインの事を教えるとササッと2ハイ掛けてまして、流石エキスパートです。イカの動きが解ってくると違います。
 最後は伊東港で〆るのですが、北東風でもシャクれる外堤防の内側を選んだが、着いてみると風が落ちていて何処でもシャクれます。私は既に今一つやる気が出ないモードに成っていましたが、鵜殿さんは見えイカを見つけてはイカの動きを研究しながら幾つか掛けて、昨晩からのランガンエギングを終了としたのでした。

 今回の伊豆東海岸ランガンエギングではコロッケ以下のアオリが殆どでしたが、早生まれの食べ頃サイズも混じりまずまずな感じでしたが、本格秋イカにはちょっと早い感じです。


タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-792ML-SJ
リール :エアリティー2506・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.6号
リーダー:グランドマックスFX 1.0号
使用エギ:エギ王Q3寸各色、エギ王JP3.0寸各色