「慰安婦問題の狭義と広義」

2007年03月18日 | 歴史
アメリカの下院で「従軍慰安婦問題」を巡り、日本政府に謝罪を求める決議案が審議されている。これまで何度も提出されて採択されなかった決議案だが、アメリカ民主党の中間選挙での勝利を受け、今回はこの決議案が採択されそうなのだ。

このブログでは過去二回、僕の「従軍慰安婦問題」に関する認識を述べた事があります。「従軍慰安婦問題」に対する僕の考えは、今後も変る事はないと思いますので、以下を参考にしてください。



「慰安婦問題」(2006年3月16日)
http://blog.goo.ne.jp/izki-toyama/e/02e7cb780a5d6dafd35eace80bcb7180

「河野談話」(2006年10月05日)
http://blog.goo.ne.jp/izki-toyama/e/c89091d06b382b26316ffa99027c1645

(ハイパーリンクが上手く作動しない為、上記のアドレスで検索していただくか、ブログ内の検索で「慰安婦問題」で検索してください。)



最近、報道を通して政治家・歴史家・評論家の「従軍慰安婦問題」に関しての発言を見聞きしますが、気になる点が一つあります。それらの方々が、慰安婦の「強制連行」に関して「狭義」や「広義」という言葉を使うこことです。例えば、「狭義の強制性を示す資料はないが、広義の意味での強制性はあった・・・。」というような発言をされる方がいらしゃいます。

このような「狭義」や「広義」といった言葉の使い分けが、世界に対して旧日本軍は「慰安婦を性奴隷としてあつかった。」誤解を与えているのではないでしょうか。

「強制連行」に「狭義」も「広義」もないのではないでしょうか?「狭義」・「広義」という言葉を使い分け、なんとしてでも政府や軍の関与を引き出そうとする反日活動家の戦術にはまってはいけません。

「地区の集まり」

2007年03月18日 | 出来事
昨夜は地区の方々と懇親会がありました。上は86歳から下は26歳まで多くの方が集まり、夜遅くまでワイワイと語りあかしました。

そんな中、地区の方に「外山君、政治家は潔白じゃなきゃならんし、説明責任がある。しかし、今の政治は全部中途半端。いつの間にか、問題がうやむやになっているよ。」86歳のおばあちゃんも「昼間、国会中継とか見ているけど、松岡さんの問題はどうかね。」と次々に松岡大臣の事務所費問題に対する対応について疑問の声が上がりました。

松岡大臣は、いつになったら事務所費の内訳を公表するのでしょうか?「政治とカネ」の問題に国民が注視するなか、頑なに「適切に処理している。」と公表を拒んでいます。そんな中、我が党の中井洽衆議院議員の光熱費虚偽記載が発覚し修正した。大変残念でならない。ただ、自分達にも同じような傷があるからといって、大臣への追求を緩めるような事があってはならないと思うと同時に、「政治とカネ」の問題で更なる、「政治不信」が高まらない為にも膿を出し切らないといけない。そのような意味でも松岡大臣の説明責任というものは大変重要な事だと考えます。

このような不祥事が続出する中、民主党の事を「ブーメラン政党」と呼ぶ人がいます。自民党で起こった不祥事が民主党でも起こっている事態を揶揄した表現のようですが、民主党に属する僕としては笑うに笑えない表現です・・。そのような目で、国民の皆さまが我々を見ていることを肝に銘じて、襟を正し行動していかなければなりません。

多くの方と本音で語るというのは、必要な事ですし、楽しいですね。ただ、こうやって熱い話ばかりではなく、歌ったり、踊ったり、色々な事を行なった熱い一夜でした。しかし、圧巻だったのは86歳のおばあちゃんです。ビールをグイグイ飲み、元気な歌声を披露したかと思うと、見事な腕前のダンス。とても、班の最高齢とは思えません・・。昨夜、集まった中で誰が一番元気だったかと問うと、誰しも86歳のおばあちゃんと答えるでしょうね。

この日は、班の婦人部が発足する事が決まり、来月から月に一回、独り身の方の家で婦人部主催のお茶会が開催される事が決定しました。地域における個と個の関係が薄くなっている現在ですが、地域の助けあいの下に少子高齢化で生じてくる様々な問題を乗り越えていけるのではないかと、「地区」や「班」の大切さを改めて認識しました。