「パーティーと若者の集いのご紹介」

2006年06月29日 | 告知
友人の現代美術家の小松さんや、カメラマンの酒生さんが7月1日にパーティーをやります。



以下、小松さんのブログからの抜粋
「7月1日(土曜日)はシーガイアのコテージでアートなパーティーやりま~す☆ 夕方6時開場の7時からです。 会費¥3000  どなたでも歓迎です☆是非♪」



参加者に知り合いが入れば、誰でも参加自由との事。アートな人達がメインのパーティーなんですが、色々な業種や学生さんなど多くの方が集まります。興味のある方はご一報ください。


話しは変りますが、次回の「若者の集い」は「観光」をテーマに議論いたします。
次回は8月に開催予定(日程・場所等は未だ決まってません)です。只今、12名が登録そして、登録メンバー以外にも参加したいという方がいらっしゃいますが、誰でも自由に参加できますので、興味のある方はこれまたご連絡ください。

「幼稚園特区」

2006年06月29日 | 教育
政府の構造改革特区推進本部の評価委員会は2歳児から幼稚園入園を認める「幼稚園特区」について全国展開を認めることで合意した。

現行の学校教育法では幼稚園に入園できるのは満3歳児からで、2歳以下は保育園しか通えなかった。この幼稚園特区は2歳児の入園も可能で、38の自治体で認められていた。報道によると、保育園待機児童数の減少や保護者の負担軽減につながるということで評価は高く、結果今回の合意にいたったようだ。

僕の嫁さんは3月末まで幼稚園教諭をしていて、その前は保育士もしていた。そして主に年少さんのクラス(満3歳児のクラス)を受け持っていた。車の中で、「幼稚園に2歳で入園できる特区が全国展開される事になったんだけどどう思う?」と問うと、「条件次第」という事が返ってきた。

この条件次第というのは、幼稚園と保育園では子供に対する先生の数が違うらしい。保育園では、特に2歳以下のクラスでは先生が約3名はつくそうで、幼稚園では年少さんのクラスでは生徒30名ぐらいに対して先生は1名。特に2歳児となると自分でトイレに行けない子も多く、先生1名体制だと、先生が子供をトイレに連れて行ってる間に、誰がクラス内で他の子を見るのか?という問題が発生する。さらに言えば、施設内でのトイレ等の位置も2歳以下の子供達に配慮した造りにしなければならないそうだ。

そして、ちゃんと2歳児のクラスを確保する事。幼児は生まれが数ヶ月違うだけで、発達状況というのがかなり違ってくるらしい。それを2歳児・3歳児をまとめて一つのクラスに入れるような事があったら「子供がかわいそう」だそうだ。何かを出来る子と出来ない子というのが月齢差ではっきりとでてくるらしい。(たぶん、2歳児まで拡大すれば年少少のクラスが出来るのだと思うが。)

素人感覚では、幼稚園も保育園も管轄と名称が異なるだけの違いではないのかと思ってたのだが、彼女に言わせると「保育」と「教育」という目的が大いに違うそうだ。幼保一元化の問題も、少子化対策として役所が机の上で考えてるようにしか思えないのだが、幼稚園特区の問題もそれになりかねないのかもしれない。