ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ウェイバック -脱出6500km-

2013-10-17 | 映画 ア行


1940年、第二次世界大戦下。ソ連・スターリン恐怖政治に巻き込まれ、無実の罪で囚われたポーランド人兵士ヤヌシュは、極寒の地・シベリアにある矯正労働収容所へ移送された。そこはすべての生命をのみこみ凍てつかせる不毛地帯。懲役20年の刑を言い渡されたヤヌシュは、ある猛吹雪の夜に6人の仲間と共に収容所脱出を決意。食糧も装備も殆どなく目指す方向も不確かな中、目的地インドまで、厳寒の氷原を抜け、灼熱の大地をわたり、峻険なヒマラヤを越える6500kmの果てしない旅。想像を絶する苦難に直面する彼らがした事はただひとつ。歩いて、歩いて、歩き続ける事だった。

ウェイバック -脱出6500km- 2010年/ポーランド/ピーター・ウィアー





思わず見入ってしまいました。
お話はもちろんのこと、テンポもいいし、無駄や余計なところもなくて、そうかと言って、端折り過ぎでもなく(ラストは物足りない)、全体的に素晴らしいなと思いました。

ソ連を出るまでは、ヴァルカの存在のお陰でリアルさがあったと思いますが、ゴビ砂漠のシーンは、あまりにも無謀に感じました。
ですが、イリーナが息絶えることで信憑性がもたらされたようにも思います。
そのイリーナですが、加わり方も存在自体も違和感を感じましたが、う~ん、う~~ん?
でも、イリーナ役のシアーシャ・ローナンは、キラキラしていたな~と思いました。

ヤヌシュが一人でバイカル湖を探しに行ったことや、チベットで立ち止まれなかったことなど、もっとヤヌシュのことを知りたかったです。
インドに着いてからのその後、ようやく家に帰る80年代まで、彼は何をしていたのだろう?と気になりました。
家が残っていたことや、奥さんが迎えてくれたことは、ちょっとあり得ないと思ったりもしたので、なので、補足的に紹介されてもよかったと思いました。
その後のお話がなかったということは、実話ではないのかもしれませんね。


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