モントリオールで白骨化した死体が発見され、FBI捜査官のスコットがプロファイリングにやってきた。早速、地元刑事とともに捜査を開始するが、その矢先、新たな殺人事件が起こる。目撃者のコスタが犯人の似顔絵を描き、スコットたちは犯人がマーティン・アッシャーであると突き止めた。アッシャーは10代の頃から殺人を繰り返し、被害者になしすましてはその人生を乗っ取り生きている。その頃、コスタの周囲に謎の男が近づいていた。
テイキング・ライブス 2004年/アメリカ/D.J.カルーソー
かなり残虐的ではありましたが、良いのか悪いのか、気楽に普通に観られたかなと思います。
マーティンの過去とか動機などがサラッとしか出てこず、自分が殺害した被害者に成り済まして生き延びてきたことも少しだけしか描かれておらず、もっと膨らませれば面白かっただろうなと思いました。
そして、ラストですが、スコット特別捜査官が辞職して……で終わるだろうと思ったら終わらない展開。
私の中でエンディングを迎える準備をしてしまったので、その後には衝撃を受けることもなく終わってしまいました。
スコットのお腹にハサミが突き刺された時にはさすがに驚きましたが。
キーファー・サザーランドが殺されるシーンが、回想なのか、スコットの想像なのか、なんとなく粗い描き方で、それも含めてラストはもっと丁寧に描いてほしかったな~と思いました。
イーサン・ホークは見るからにアヤシイですからね~、特に眼が。
ウマイんだが、地なんだか……って言ったら怒られますかね。
アンジーはアンジーらしくて良かったと思います。