【フライ,ダディ,フライ】

絵に描いたような円満な家庭で幸せな生活を送っている鈴木一。そんな鈴木の生活が、ある日、あまりにも突然にガタガタと崩れ去った。愛娘が殴られて入院したのだ。病院に向かった鈴木に、加害者の高校生・石原と教頭は威圧的な態度を見せる。おまけにボクシング高校チャンプの石原にいなされてしまった鈴木に、娘は心を閉ざす。鈴木は刃物を隠し持って石原の高校に向かった……つもりが、そこは別の高校だった。在日高校生スンシンにノされるが、事情を知ったおちこぼれグループが、“石原と戦うベシ”と鈴木に協力を申し出る。スンシンの下、家族の絆を再生しようと、次の日から鈴木は会社を休んで猛特訓を始めた。

フライ,ダディ,フライ　2005年/日/成島出




面白かったです～。
観る前は正直、ちょっとバカにしていたんだけど、モノクロシーンが終わってから徐々に盛り上がってきましたよ～。
中盤からはけっこう一生懸命観ちゃいました。

もしかしたら、ありえね～～～！と思われるお話かな？とは思いますが、私は単純に楽しめました。
何よりも娘のことが大事なんだーーっ！！という、父親の気持ちが溢れ出ていて、思わず、ガンバレ！って応援したくなると思います。
なので、突っ込みどころは気にせずに楽しめたと思います。

設定もいいですね～。
石原の父親が大物政治家とか、鈴木が間違って違う学校に行ってしまうとか、うん、設定自体もこの映画にぴったりと合っていて、やっぱり、面白かったと思います。
それにしても、岡田くん、良かったですね～。
堤真一が上手いのかな～？って思っていたけど、いやいや、岡田くんが引っ張ってましたね～。
お見それしやした！！
脇の高校生たちも良かったと思います。