始まりました~!
だんだん興味が薄れてきていると思っていたアカデミー賞ですが、やっぱり、始まるとワクワクします。
毎年毎年、何に1度のお楽しみだったので、見ずにはいられませんね。
レッドカーペットはイマイチ盛り上がりませんでした。
ジュリアン・ムーアが印象的。
ロザムンド・パイクの真っ赤なドレスも素晴らしく、勢いと運を感じました、もしや?
他の女優陣のドレスはあまり見られず、授賞式のステージでじっくり見たいところです。
今年の司会は、ニール・パトリック・ハリスさん。
おしゃべりが少なく、アカデミーならではのいろいろな映画の映像を駆使し、客席を巻き込んだミュージカルでとても楽しいです。
このパターンがやっぱりいいです。
映画への、ハリウッドへの愛と敬意が感じられます。
作品賞
「アメリカンスナイパー」
★「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「6才のボクが、大人になるまで。」
「グランド・ブダペスト・ホテル」
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
「Selma」
「博士と彼女のセオリー」
「セッション」
※えーーーっ!どうしたことでしょう?監督賞と作品賞?最近は別れていたのであり得ないと思いましたが、へ~。
主演男優賞
スティーブ・カレル「フォックスキャッチャー」
ブラッドリー・クーパー「アメリカン・スナイパー」
ベネディクト・カンバーバッチ「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
マイケル・キートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
★エディ・レッドメイン「博士と彼女のセオリー」
※間違いないですね、アカデミーの好みです。大変だったと思うけど素直に頑張れる若さが素晴らしい!映画が楽しみです。
主演女優賞
マリオン・コティヤール「サンドラの週末」
フェリシティ・ジョーンズ「博士と彼女のセオリー」
★ジュリアン・ムーア「アリスのままで」
ロザムンド・パイク「ゴーン・ガール」
リース・ウィザースプーン「ワイルド(原題)」
※ジュリアン・ムーア!ドキドキしましたー。
ジュリアン・ムーアは普通にこなしてしまうから特別感がないのが損だったように思います。
この映画を観るのがとても楽しみです。おめでとう!!
ロザムンド・パイクは、今回、出来ることを証明してくれたので、あとは作品に恵まれたら…と思います。
マリオンの出演映画がある以上、彼女に勝つのは大変だろうなと思われ、今回、ジュリアンはスゴイんだと思います。
いずれも上からですみません……。
助演男優賞
ロバート・デュバル「ジャッジ 裁かれる判事」
イーサン・ホーク「6才のボクが、大人になるまで。」
エドワード・ノートン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
マーク・ラファロ「フォックスキャッチャー」
★J・K・シモンズ「セッション」
※プレゼンターはルピタ・ニョンゴ、美しい!
JK・シモンズのノミニー紹介の時から会場の雰囲気がざわついていました。
助演女優賞
★パトリシア・アークエット「6才のボクが、大人になるまで。」
ローラ・ダーン「ワイルド(原題)」
キーラ・ナイトレイ「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
エマ・ストーン「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
メリル・ストリープ「イントゥ・ザ・ウッズ」
※プレゼンターはジャレッド・レト、メリルへのコメントが面白かった!州の法律でノミネートが決まってるって!
パトリシアさん、ヘアースタイルはそれでよかったのでしょうか?スピーチの女性の権利のところで、メリルが盛り上がってた!
監督賞
★アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」
ベネット・ミラー「フォックスキャッチャー」
ウェス・アンダーソン「グランド・ブダペスト・ホテル」
モルテン・ティルドゥム「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
※6才に期待し過ぎな日本?
こうなると、作品賞は「アメリカン・スナイパー」かも?
脚色賞
ジェイソン・ホール「アメリカン・スナイパー」
★グレアム・ムーア「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
ポール・トーマス・アンダーソン「インヘレント・バイス(原題)」
アンソニー・マッカーテン「博士と彼女のセオリー」
デイミアン・チャゼル「セッション」
※観るのが楽しみです!いいメッセージでした。おめでとうございます。
脚本賞
★アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
リチャード・リンクレイター「6才のボクが、大人になるまで。」
E・マックス・フライ、ダン・ファターマン「フォックスキャッチャー」
ウェス・アンダーソン「グランド・ブダペスト・ホテル」
ダン・ギルロイ「ナイトクローラー(原題)」
撮影賞
★「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「グランド・ブダペスト・ホテル」
「イーダ」
「ターナー、光に愛を求めて」
「Unbroken」
美術賞
★「グランド・ブダペスト・ホテル」
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
「インターステラー」
「イン・トゥ・ザ・ウッズ」
「ターナー、光に愛を求めて」
※3つめ。
音響編集賞
★「アメリカン・スナイパー」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「ホビット 決戦のゆくえ」
「インターステラー」
「Unbroken」
録音賞
「アメリカン・スナイパー」
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
「インターステラー」
「Unbroken」
★「セッション」
編集賞
「アメリカン・スナイパー」
「6才のボクが、大人になるまで。」
「グランド・ブダペスト・ホテル」
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
★「セッション」
※「セッション」でした。
作曲賞
★アレクサンドル・デプラ「グランド・ブダペスト・ホテル」
アレクサンドル・デプラ「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
ハンス・ジマー「インターステラー」
ゲイリー・ヤーション「ターナー、光に愛を求めて」
ヨハン・ヨハンソン「博士と彼女のセオリー」
※4つめ。
歌曲賞
“Everything Is Awesome”「LEGO(R) ムービー」
★“Glory”「Selma」
“Grateful”「Beyond the Lights」
“I'm Not Gonna Miss You”「Glen Campbell: I’ll Be Me」
“Lost Stars”「はじまりのうた」
※パフォーマンス直後の発表。よかった、よかった。
衣装デザイン賞
★「グランド・ブダペスト・ホテル」
「インヘレント・バイス(原題)」
「イン・トゥ・ザ・ウッズ」
「マレフィセント」
「ターナー、光に愛を求めて」
※プレゼンターはジェニファー・ロペスとクリス・パイン、ジェニファーは本当に品がない…。
監督への感謝で終わったスピーチに心を打たれました。
メイク・ヘアスタイリング賞
「フォックスキャッチャー」
★「グランド・ブダペスト・ホテル」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
※プレゼンターはリース・ウィザースプーン。
「グランド・ブダペスト・ホテル」、もう2つめ。
視覚効果賞
「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
★「インターステラー」
「X-MEN:フューチャー&パスト」
外国語映画賞
★「イーダ」(ポーランド)
「Leviathan」(ロシア)
「Tangerines」(エストニア)
「Timbuktu」(モーリタニア)
「ワイルド・テイルズ(英題)」(アルゼンチン)
※プレゼンターは、ニコール・キッドマンとキウェテル・イジョフォー。
ポーランドの作品でした。スピーチ長い!音楽が流れても、何回も流れても止めないし!でも、おめでとうございます。
長編アニメ賞
★「ベイマックス」(監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ)
「The Boxtrolls」(監督:グラハム・アナベル、アンソニー・スタッチ)
「ヒックとドラゴン2」(監督:ディーン・デュボア)
「Song of the Sea」(監督:トム・ムーア、ポール・ヤング)
「かぐや姫の物語」(監督:高畑勲)
※残念だけど仕方ないですね。ノミネートされたことが素晴らしいです。
短編アニメ賞
「The Bigger Picture」
「ダム・キーパー」
★「愛犬とごちそう」
「Me and My Moulton」
「A Single Life」
短編実写映画賞
「Aya」
「Boogaloo and Graham」
「バターランプ」
「Parvaneh」
★「一本の電話」
短編ドキュメンタリー賞
★「Crisis Hotline: Veterans Press 1」
「Joanna」
「私たちの受難」
「The Reaper(La Parka)」
「White Earth」
長編ドキュメンタリー賞
★「CitizenFour」
「Finding Vivian Maier」
「Last Days in Vietnam」
「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」
「Virunga」
※ふーん、さすがなんでもかんでもリベラルなアカデミーだね。
最初のパフォーマンスはアダム・レヴィーン(マルーン5)。
いいな~と思ったら、短い!
LEGOのパフォーマンスは、レゴのオスカー像が見事!と思ったら、他にもいろいろあってビックリ!
ジョン・レジェンドのグローリーは、これだね、これしかないね!と思わせる迫力でした。
デヴィッド・オイェロウォは号泣で、クリス・パインも泣いていて、スタンディングオベーションも長くって、感動したし、ジョン・レジェンド、よかったね…と思いました。
追悼直後のジェニファー・ハドソンは感動!
で、ビックリしたのが、レディ・ガガの「サウンド・オブ・ミュージック」メドレー!
本当にガガが歌ってる?とちょっと信じがたいキレイで品のある歌声、そして、改めてウマイ!!
でもって、ご本人登場で泣けてきました!
ジュディ・アンドリュースとガガの長めの抱擁が本当に感動的でした。
もう1回、観てみよう!「サウンド・オブ・ミュージック」。
特別賞の映像が流れた時は、やっぱり嬉しかったです。