ただの映画好き日記

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三度目の殺人

2017-09-14 | 映画 サ行


勝つことを第一目標に掲げる弁護士の重盛は、殺人の前科がある三隅の弁護を渋々引き受ける。クビになった工場の社長を手にかけ、さらに死体に火を付けた容疑で起訴され犯行も自供しており、ほぼ死刑が確定しているような裁判だった。しかし、三隅と顔を合わせるうちに重盛の考えは変化していく。三隅の犯行動機への疑念を一つ一つひもとく重盛だったが……。

三度目の殺人 2017年/日本/是枝裕和




ミステリーだと思って観に行ったのですが、やっぱり、是枝監督でした(そりゃそーだ)。
なので、単細胞の私にはモヤモヤのまま終わってしまいました(だろうね)。

実際の裁判も、映画に描かれているように、真実はどうでもいいものなのでしょうか?
そもそも、しっかりとした証拠固めをしてから起訴するものじゃないのでしょうか?
映画に登場する裁判官、検事、弁護士って現実的なのでしょうか?
だとしたら、もっと真剣に考えなければならない問題だと思うので、そこはもう少しズバッと斬って欲しかったなーと思います。

事件の真相を描いてこそ、その真実と司法のギャップが炙り出され、大いに考えるきっかけとなったのではないかと思いました。
真実をも委ねられ、また、映画全体のトーンや空気などに惑わされてしまった私には、結局、何も掴むことができませんでした
単純に好みの問題ですが、これが、クリント・イーストウッドだったら、必死に受け取ろうとするし、必死に考えるだろうなと思ったので、大変失礼ですが、まー、こんなものかな…と思うところもありました。

もう一つ、役所さんの演技が脚本以上に凄かったことも、掴み損ねた要因でもあるような気がします。
本当に、なんとも言えない、素晴らしいを通り越して凄過ぎでした。
こういう演技がまだ隠されていたのかと、本当に、驚かされました。
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2 コメント

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真実 (kossy)
2017-09-15 19:11:16
真実がわからないままモヤモヤ感。
みなさんそんな感想になりますよね。
モヤモヤさせることがこの映画の神髄!
てな感じですかね~
kossyさんへ (izumi)
2017-09-16 06:31:34
こんにちは!
お!モヤモヤしたのは私だけではなかった、ですかね?ちょっとホッとしました(笑)。
そっかー、モヤモヤでいいんですね!
だけど気になる真実…。

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