ミシシッピーの流れを行く「ショウボート」。アンディ船長と継母パーシィに育てられたマグノリアは、美しい娘盛りを迎えていた。彼女と仲良しのジュリーは、「ショウボート」の主演女優だが、混血児の身で白人俳優スティーブンと結婚していることが法に触れて、去って行かねばならなかった。入れ替わりに粋なバクチ打ちのゲイロードがスティーブンの後釜として乗り込んで来た。マグノリアはたちまち彼と恋に落ち、駈け落ちしてシカゴで愛の巣を営む。だが、幸福は1年と続かずにゲイロードはバクチに凝って財産を失い、マグノリアが妊娠していることも知らずに姿を隠してしまった…。
ショウ・ボート 1951年/アメリカ/ジョージ・シドニー
歌が多かったです。
できれば、ダンスも一緒だと最高なのですが、バラードで歌い上げるというシーンが多かったです。
ミシシッピーを行ったり来たり(?)のショウボート。
劇団が船で移動しながら、船内のステージでショウを見せるという、そういうのがあったんですねー。
ミシシッピー沿いの人々は船が来るのが楽しみだっただろうなと思いました。
お話的には微妙なところで、特にラストは有り得ない!と思います。
ギャンブルによる借金で妻を捨てておいて、よくもまぁ〜、戻ってこられたもんだ!と。
しかも、妻の両親も戻ってきた男と娘の姿を幸せそうに見つめてるって、普通、有り得ないだろうと思いましたけど。
ジュリーが可哀想でした。