ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

わたしは生きていける

2015-09-07 | 映画 ワ行


ニューヨークから単身イギリスにやってきたデイジー。生まれたときに母親を亡くした彼女は、見知らぬ3人の従兄弟とひと夏を過ごすため、この異国の地を訪れた。複雑な家庭環境で育ったせいで自意識が強く反抗的なデイジーだったが、人なつこく純真な従兄弟たちと過ごす生活は、そんな彼女の頑なな心を少しずつ溶かしていく。そして、彼女は長兄エディとの間で初めての恋に落ちた…。そんなある日、ロンドンでテロリストによる核爆発が発生。第三次世界大戦勃発に伴う戒厳令がしかれるなか、デイジーたちは突如現れた軍に拘束され、離ればなれにされてしまう。軍の管理下に連れて来られたデイジーは、エディとの再会の約束を胸に秘め施設を脱出。いくつもの極限の試練が待ち受ける荒廃した世界に身を投じていくのだった。

わたしは生きていける 2013年/イギリス/ケヴィン・マクドナルド





シアーシャ・ローナン、意地悪な役が合うなーと新発見でした。
大人しいイメージがあったのですが、お顔が嫌な感じに見えなくもないと言うか、見えてしまいました…。

お話的には、これはテロ?
テロ集団と、国を滅ぼすまでの戦いがあるかもしれないなーと、結構、リアルに観てしまいました。
核爆弾を撃ち込まれ、お水は汚染されたけど木の実は食べいいんだ?とか、軍は国民を拘束するんだ?とか、国連はどうした?とか、国外に脱出しないのか?とか、想像の世界なので突っ込みどころはありますが、でも、まるっきりフィクションとして捉えるのはお花畑もいいとこだと思うので真剣に観ました。

ただ、たぶん、メインはラブストーリーだと思われますが、そこは、微妙です。
いとこと一瞬で恋に落ちちゃいますかね…。
そのいとことの約束と愛だけで生き延び、2人だけが祝福されたかのように見事に再会し、そして、心に深い傷を負ったいとこへの揺るぎない愛だけでこの先も生きていく…、デイジーはまだ16歳だったと思いますが、テロとの戦い以上に非現実のような気がしました。

で!何がいいって、パイパー役のハーレイ・バードちゃん!
いいですねー、似たような感じの子役がいたと思うけど、彼女は素晴らしいです!
早く次の作品、出ないかなー。

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