ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

文庫版 塗仏の宴 宴の始末 / 京極夏彦

2021-07-16 | 本 京極夏彦
文庫版 塗仏の宴 宴の始末 / 京極夏彦

講談社文庫 / 2003.10



後の始末をお願いします――。京極堂、覚悟を決める。

「愉しかったでしょう。こんなに長い間、楽しませてあげたんですからねえ」。その男はそう言った。蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕された関口巽と、伊豆韮山の山深く分け入らんとする宗教集団。接点は果たしてあるのか? ようやく乗り出した京極堂が、怒りと哀しみをもって開示する「宴(ゲーム)」の驚愕の真相。




関口くんがどうなっちゃうのか、そればかりが気になりました。
結局、クライマックスにもその後にも登場せず、きっと釈放されるだろう…で終わってしまって。
しかも、今回は、解決したようなしないような?憑物が全て落ちたわけではないので、大佐がまた悪事を働くんじゃないの?と心配になったり…(笑)。
姑獲鳥からの”連作ちょー長篇”の総出演だったのがお見事だったかなと思いました。

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