ただの映画好き日記

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コレクター 暴かれたナチスの真実

2019-01-10 | 映画 カ行


1976年、アムステルダムの記者ハンス・クノープのもとに、彼の人生を大きく変える一本のタレコミ電話が入る。電話の主が告げた驚きの内容は、億万長者のアート・コレクター、ピーター・メンテンは第二次世界大戦中ナチに肩入れをしており多くのユダヤ人を虐殺した、というものだった。はじめは半信半疑のハンスだったが、当時の証人たちを探し出して取材を進めるにつれ確信を抱き、次第にメンテンを追い詰めていく。戦後約30年、巨大な富と名声を手に入れ、「自分は多くのユダヤ人たちを救った」と語るメンテン。温厚そうなこの白髪の男がはたして、残忍な大虐殺を行ったその人物なのかー。

コレクター 暴かれたナチスの真実 2016年/オランダ/ティム・オリウーク




裁判で真相が明らかになっていく様子に緊張感があり、思わず引き込まれました。
時折、息抜きのように明るい雰囲気もあり、最後まで集中を切らさず観られたと思います。

このメンテンという実業家は、そもそもナチスじゃないと思うのですが、どういう権限で1000名ものユダヤ人やポーランド人を虐殺できたのだろう?と思いました。
何でもありだったのか?と思えなくもなく、お金や地位を得ると異常な世界がつきものなのかなー?とまで思ってしまいました。
アートにハマり、お金で人を動かそうとする実業家…、咄嗟に頭に浮かびましたけど、あの人が!

最後、メンテンの弟が証人として証言したことでメンテンは有罪になりましたが、そもそも30年前にも裁判になったわけで、その時は無罪。
今回も、クノープに敵対する記者もいたことから、やはり、ナチスの残党がはびこっていたのだろうと思いました。
30年前も今回も、正義を貫くために危険な目に遭い、キャリアを失ってしまう正義の存在に感銘を受けました。
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