ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

グランド・ジャーニー

2022-01-24 | 映画 カ行
クリスチャンは一風変わった気象学者で、フランス・カマルグで雁の研究をしている。超軽量飛行機を使い、渡り鳥に安全な飛行ルートを教えるという、誰もが無茶だと呆れるプロジェクトに夢中だ。そんな変わり者の父親と大自然の中で過ごすバカンスなど、オンラインゲームに夢中な思春期の息子・トマにとっては悪夢でしかない。湿地に囲まれたWi-Fiもつながらない田舎で暇を持て余したトマは、ある出来事をきっかけにその無謀なプロジェクトに協力することに。こうして父子と渡り鳥たちの驚くべき冒険がはじまった。

グランド・ジャーニー 2019年/フランス、ノルウェー/ニコラス・ヴァニエ




わー、いいお話でしたー。
鳥さん好きとしては、なんとも言えない気持ちで観ていました。
映画になったくらいだから、大成功だったはずだよね?鳥さんたち無事だよね?という心配を打ち消したい気持ちと、トマを親と思ってひたすら一緒に飛んでいる鳥たちの健気さに感動の気持ちと、本当に本当に複雑な気持ちでいっぱいになりながら観ていました。

確かに、人間に育てられた鳥は野生とはいえないのかもしれませんが、でも、本能や習性は生まれながらに備わっているものだと思いますし、絶滅寸前の生き物たちを救う手立てとして試してみるのは大賛成です。
ノルウェーでの営巣が定着して、安全な飛行ルートで渡ってくれたら嬉しいですね。
素晴らしいトマ!この先の人生をどうか野生動物と共に過ごして欲しいなと思いました。
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