ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ピータールーの虐殺

2021-09-13 | 映画 ハ行
1819年。ナポレオン戦争後の困窮の英マンチェスター。深刻化する貧困問題の改善を訴え、政治的改革を求めた民衆6万人がセント・ピーターズ・フィールド広場に集まった。そこに、民衆運動の鎮圧のため、英国政府の騎兵隊が群衆の中へ突っ込んだー。それが、非武装市民6万人に起きた悪夢“ピータールーの虐殺”だ。結果、多くの抗議者が亡くなり、数百名が負傷した。この事件は、英国の民主主義において大きな転機となり、ガーディアン紙が創設される重要なきっかけとなった事件となった。

ピータールーの虐殺 2019年/イギリス/マイク・リー




貧困に苦しみ政治を嫌い選挙権を求めることは必要な時代の流れなのだと思います。
そういう先人たちの行動のお陰で今があり、現在も、この先も、少しずつ時代とともに変化したり改良されていくのだろうと思いました。
ただ、何でもかんでもの現在は、変化したり改良することが、正しかったのか間違いだったのかは、後にならないと判明せず、そういう意味では、今が最も危うい時でもあるだろうなと思いました。

私はちょっと違う見方をしてしまって、
感情的というか、感情をたっぷり乗せての演説って、私は信用できないです。
菅首相はメッセージ性が無く棒読みだと批判されたけど、伝わる伝わらないではなく、発せられる言葉を自分で咀嚼すればいいだけのことであって、感情や雰囲気に飲み込まれてしまっては自分で判断することができないと思います。
ヒトラーの旨い演説に飲み込まれてどうなったか、それを絶対に忘れてはいけないと思います。
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