ツール・ド・フラフラ

2021年からはキャンプやそのためのギアについて書いていきます.

2007年佐渡ロングライド210

2007年05月21日 | ロードバイク
佐渡ロングライド210に参加のため佐渡へ逝って来たw

直江津港の駐車場(1時間50円)に車を置きフェリーで小木港まで輪行.袋に入れて持ち込めば安くなるが面倒なので車両扱い(二等2,530円+軽車両1,570円)でそのまま乗船.13時40分出港,16時20分に小木港到着,下船.シューズを履き替えスタート地点へ自走.下船時曇りだった天気は一気に雨へ.途中2回山越えするが下りで暴風雨に.ブレーキは滑り突風が突如襲いかかる状況に命の危険を感じる.
18時過ぎに会場に着くも当日エントリは終了.仕方なく宿の入海旅館(佐渡唯一の温泉らしい)に行くとロビーは自転車が所狭しとズラリ並ぶ.私のが最後の一台らしく奥に通され新たにカーペットを敷きそこへ保管.ただ,自走していてフロントがアウタに入らなくなってきていた.宿でドライバを借りて調整を試みたが,今一な感じのまま妥協した.

夕食は予約してなかったので旅館では食べることができず傘を借りて外を探すことに.15分くらい歩くと寿司屋があったが直江津港でもお昼に寿司を食べていたし寒かったので温かい物が欲しい.さらに5分歩くとショッピングセンタがありその中に牛角があった.「佐渡まで来て牛角かぁ」と思うものの他に選択肢はないので一度やってみたかった一人で一人前の石焼びびんばを食べることにした.あとはハラミ,カルビ,野菜盛り合わせ,カルビスープなどを食べ翌日に備えることにした.

結局すっかり遅くなってしまい相部屋の二人には申し訳なかったが温泉に入り21時前には何とか消灯。

翌日は朝食弁当が3時半からロビーで配布される.温泉で体を温め弁当をピックアップ,そそくさと平らげる.手袋が乾いていなかったので置いていくことにしたが,失敗だった.どうせ本番も雨でビショビショになったのだ.していきゃよかった.

4時半には宿を出る.スタート地点に着くと早速エントリ.受付がわかりにくい.しかも砂と土のグランド内を歩かなければならずビンディングに泥がビッシリ埋まる.受付では参加記念にTシャツとお米をくれる.しかあし,これから210キロ走るのにこれは邪魔だ.Tシャツだけもらいお米は辞退した(結局ゴール後とっておいてくれたのでもらえた.だったらTシャツも預けときゃよかった).また,センサとゼッケンをもらい足首と背中に取り付ける.

5時過ぎ,ほどなくグラウンドに整列後スタート地点へ誘導され並ぶ.一列に6人並ぶ.私は早く並んだので6列目.同僚のびーぱるさんは女性と一緒で遥か後方.彼は届いたばかりのGIANTの最新最高峰のフレームFS TCR ADVANCED ISPでいきなり走る.フレームを注文して3日ほどで届いてしまったそうだ.GIANTオーナは羨ましいことにこういうイベントでメーカから手厚いサポートがあるらしく,前夜祭ではバイクをチェックしてもらったり軽食を振る舞われたりしたそうだが,いきなりのぶっつけ本番でのニューマシン投入も話題になったとのこと.私はというとフロント・ディレーラはShimano製Dura-AceだからShimanoのサポートあるかと思いきや見当たらず.プラスドライバでの応急手当するも今一な感じのまま(ディレーラはアーレンキーで調整できるようにして欲しい).

近くのおじさんがテレビインタビュされてると思ったら新潟県副知事だった.210キロに参加らしい.隣の新潟から来たおじさんが宿で相部屋だったけど副知事とは知らなかったと驚いていた.

いよいよ6時にスタート,周りに大勢走っているのでペースの安定していそうな人や集団を選別しながら背後を走る.なんかエースな気分w

フロント・ディレーラについては,結局下りでペダルを高速回転させながら必死にレバーを押しながらリヤをトップに入れるとようやくフロントがアウタに入る場合があることがわかった.このためなるべくフロントはインナに入れない走りを余儀なくされることになったが,終盤はこれでもアウタに入らなくなってしまった.

最初のエードステーション(AS)と呼ばれる補給所(相川)は20キロ足らずのところにありパスする.それ以降はあまりのケツ痛でASが恋しくなるがw

ASではバナナやオニギリ,イカ飯などの補給食と水とハイポトニック飲料が無償で支給される.他に持参したキャラメル一箱,チョコバー,どら焼を所々で食べ補給する.非常に寒かったためASのトイレは混んでいる場合があったがそういう時は無理に並ばなくてもその先の道中にもトイレがいくつもあった.前半70キロを走ってタイムはかなり余裕があったが予想通りケツが痛く,まだ三分の一しか走っていないのにとやや不安を覚える.

佐渡の北側にある最初の激坂では地面に足が着くかと思ったが母親に連れられた子供たちの声援を受けてはそうもいかず蛇行&ダンシング作戦で踏ん張った.

中盤,両津港前後にあたる佐渡の東側は比較的平坦路が多く,時間の稼ぎどころ.ケツの痛みはASで休んだり座面をずらすことで何とか凌げたが今度は左膝が痛み出してきた.ダンシングだと問題ないので多用するようにした.お陰でシッティングで抜かれまくっていた登りが速くなり,逆に次々とパスする有様.70キロから120キロくらいが一番快調だった.10時半くらいに100キロ地点にある平沢ASを出発,タイムも十分余裕がありここらあたりで完走を確信した.

小木ASを12時半に出ると少しの間海沿いを快適に走るが,程なく山.ダンシングで何とか山を超えると(ダンシングでは最低2段ギアアップするが,うっかり欲張ってアップし過ぎたら傾斜がどんどんきつくなり,テンション一杯のチェーンのシフトダウンがなかなかできず焦った)180キロ地点で最後のAS,素浜.ここを15時に出発するといよいよ残り30キロ,最後の山越え.180キロ以上走ってきた後の長く厳しい登りは辛い.それまで登りでぶち抜いた男友達数人(?)に引かれるギャルにまで抜かれる始末w
蛇行&大外回り&ダンシングちょっと作戦で踏ん張り最後は平坦路.それでもヘロヘロで踏めず低速走行で両手を天に突き上げる受け狙いのポーズもせずゴーーール!16時35分,びーぱるさんに遅れること2時間15分,何とかゴール.

完走後は近くの店でラーメンとひれかつ定食などで空腹を満たした.

本日晴天,帰りは自走せずおとなしくバスで輪行した.


写真はCYCLINGTIME.comでも紹介されている.


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6 コメント

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心拍数 (iyashinbo)
2007-05-24 21:55:35
一つ書き忘れていました.時々確認していた心拍数は120台~140台,前半は140台,後半は120台くらいだったと思います.50%~70%というところでしょうか.
 (iyashinbo)
2007-05-22 22:29:00
私が会場を後にする頃,俳優のT氏そっくりな人がゴールしてました.一方,同僚の後からはペタッキを擁する元ファッサボルトロのメカニックをしていたNさん(自身元プロ)がゴールしてきたそうです.
で,次回は7月1日のJCRC,一転して平坦路ですね.どんな練習したものか...
Unknown (赤影)
2007-05-22 12:23:47
楽しめたようですね。

次、頑張りましょう。
今度は、私も同じ場所にいて観戦しますから。
Unknown (れあのすけ)
2007-05-22 09:41:10
おつかれさまでした。
晴れていれば海沿いの道とか走ったら気持ちいいのでしょうね。私も機会があれば参加してみたいです。
Unknown (舐めてました)
2007-05-22 01:07:36
同僚も同じ感想を持ってましたが,こんなアップダウンがきついコースとは思ってませんでした.GATTAの皆さんなら完走はできますが,想像以上に楽ではないと思います.ただそんなコースなのでkawanakaさん向きなような気がします.
雨が強いと誰かに引いてもらっても跳ね上げる水しぶきが顔面を直撃するんですよね.ただ後半は30キロ以上なかなか出ないので,アゲンストでない限り引いてもらわずマイペースで独走しました.
バイクは帰宅後すぐシャンプー付けて洗車しました.今日は晴れで良かったです.
Unknown (kawanaka)
2007-05-22 00:23:49
210km走破お疲れさまでした。
雨中走るのは大変ですよね。
私も仕事に余裕ができたら、参加してみたいです。

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